November 30, 2025
新国立劇場は開場の翌年から2020年頃まで、例外はあるものの、年末は『くるみ割り人形』と『シンデレラ』を交互に上演していた。『くるみ割り人形』はこの期間に三度プロダクションが代わっているが(今シーズン上演されるウィル・タケットは通算四作目だ)『シンデレラ』は一貫してアシュトン版を上演している。池田理沙子は2016年に新国立劇場に入団し、同年末に本作で主演デビューした。臆することなく生き生きとタイトルロールを踊る姿が心に残る。チャーミングな持ち味は役にぴったりであったが、今回はさらに磨きがかかった仕上がりであった。続きを読む
November 01, 2025
《THE DANCE TIMES》選出月間ベストダンサーは、ダンス・タイムズ編集部で協議して決めています。ひとつの公演からはベストの1件だけ、月間でひとりのダンサーを重複して選ぶことはしないというルールに則っています。
October 12, 2025
October 01, 2025
《THE DANCE TIMES》選出月間ベストダンサーは、ダンス・タイムズ編集部で協議して決めています。ひとつの公演からはベストの1件だけ、月間でひとりのダンサーを重複して選ぶことはしないというルールに則っています。
September 26, 2025
2003年からヒューストン・バレエの芸術監督を務めるスタントン・ウェルチによる作品のみで構成されたガラが行われた。これまでウェルチが古典の全幕物を改訂した公演はあったが、筆者は彼の作品の魅力はアブストラクトな小品にあると思ってきたので、日本でこのようなガラが上演されたのは嬉しかった。ジョン・ノイマイヤーがハンブルク・バレエ団を去った今、芸術監督自らが振付をするバレエ団は希少である。
ウェルチの振付は、クラシックのボキャブラリーでダンサーを極限まで躍らせて音楽を視覚化するという意味ではウヴェ・ショルツに近いが、胸がキュンとするような叙情性があり、そういう意味ではナチョ・ドュアトを彷彿とさせ、さらにクスッと笑ってしまう動作や軽いキスを用いた愛嬌がある点では、トワイラ・サープの要素もある。続きを読む
ウェルチの振付は、クラシックのボキャブラリーでダンサーを極限まで躍らせて音楽を視覚化するという意味ではウヴェ・ショルツに近いが、胸がキュンとするような叙情性があり、そういう意味ではナチョ・ドュアトを彷彿とさせ、さらにクスッと笑ってしまう動作や軽いキスを用いた愛嬌がある点では、トワイラ・サープの要素もある。続きを読む