舞台評

July 13, 2025

2022年に制作されたアラスター・マリオット改訂振付・吉田都演出の『ジゼル』を新国立劇場が再演した。米沢唯と井澤駿が主演した19日のソワレを観た。続きを読む

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ゴールデンウィーク初日に千秋楽を迎えた斎藤友佳理版『眠れる森の美女』は、満員御礼の賑わいであった。続きを読む

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2011年に世界初演されたクリストファー・ウィールドン振付の本作は、英国ロイヤルバレエ(ロイヤル)が2013年の来日公演で日本初演、そして2018年10月に新国立劇場が日本のバレエ団として初演した。2018年はダブルキャストだったが、今回はロイヤルのプリンシパル、高田茜を含むクワトロキャストで上演された。前回に続き今回も初日のキャストとなった米沢唯(アリス)、渡邊峻郁(ハートのジャック)、奥村康祐(白ウサギ)の出演する回を観た。続きを読む

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April 26, 2025

東京シティ・バレエ団(以降”シティ”)が『パキータ』『アレグロ・ブリランテ』そしてバレエ団初演の『Symphony in Three Movements』からなるトリプル・ビルを上演した。続きを読む

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April 20, 2025

アルフレッド・テニスンの叙事詩『イノック・アーデン』を、原田宗典が朗読向けに翻訳した同名作品*が舞台化された。演出・振付はウィル・タケット、朗読は田代万里生と中嶋朋子、そして東京バレエ団の秋山瑛、生方隆之介、南江祐生が、アニー、フィリップ、イノック役で出演。舞台シモテにグランドピアノが置かれ、リヒャルト・シュトラウスが同作のために作曲したピアノ曲を、櫻澤弘子が演奏した。続きを読む

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February 11, 2025

モーリス・ベジャール版『くるみ割り人形』は1998年に世界初演され、約半年後に東京バレエ団が日本初演を果たした。今回は7年ぶりの再演となる。母を亡くしたばかりの少年ビムの視点を借りて、振付家の原風景となるイメージやエピソードが、郷愁や多幸感をともなって描かれる。天井まで伸びるクリスマスツリーに代わり、巨大なヴィーナス像が姿を現し、その像によじ登ったり、祠のような像の内部に潜り込み、聖母子像の下で、ボッティチェリの絵画のヴィーナスになぞらえた母に抱きついたりと、少年のママンへの愛が炸裂する。本家『くるみ割り人形』ではドロッセルマイヤーが少女クララを夢の世界に導くが、本作のカウンターパートとなる"M..."は、時には少年ビムの父、また時には"クラシック・バレエの父"マリウス・プティパとなり、厳しいながらもビムが現実の世界で居場所を見いだす手助けをする。母を中心とした内的世界と、M...が導くダンスの世界を、猫のフェリックスが自由に行き来する。続きを読む

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January 31, 2025

日本バレエ協会関東支部神奈川ブロックが、松下 真 演出・再振付『眠れる森の美女』全幕を上演した。3回の休憩を挟む4時間の大作で、立ち見席も出る大入りの公演であった。続きを読む

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January 16, 2025

ウクライナ国立バレエ団(旧キエフ・バレエ団)が、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団とともに、全国12都市をツアー中である。1月5日の東京公演ではロマンティック・バレエの代表作『ジゼル』を上演した。タイトルロールには、キエフ・バレエ学校で学んだアリーナ・コジョカルが出演を予定していたが、怪我で降板したため、ハンブルク・バレエ団プリンシパルの菅井円加が代役で登場した。菅井は、技術力、身体能力、音楽性、パとパを繋ぐセンスなど多方面に優れた、世界を代表するダンサーだが、全幕作品に出演する菅井を国内の舞台で観る機会は少ない。アルブレヒトは当初の予定通り、ウクライナ出身でハンブルク・バレエ団プリンシパルのアレクサンドル・トルーシュが務めた。
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December 27, 2024


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                                                      photo by Akihito Abe          

勅使川原三郎は、スイスバーゼル市立劇場バレエ団での振付の為、2024年は年明け早々に日本を離れた。同バレエ団では、勅使川原作品のみを上演するプログラム"Verwandlung(変身、変容)"が組まれ、新作『Like a Human』と『Metamorphosis』(2014初演)を6月まで上演(11月にも再演)した。佐東利穂子は単独で2回アップデイトダンスを行ったが、その後に渡欧し、勅使川原に合流。共に6月までスイス、イタリア、フランスの10都市で公演を行った。帰国後にはその不在を埋めるかのように、アパラタスで次々と新作を発表し、8月からはトークライブも始まった。10月のテーマは「照明」。勅使川原が照明について話すというのだ。これは聞き逃す訳には行かない。
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December 18, 2024

東京シティ・バレエ団(以下"シティ")が石田種生版『白鳥の湖 〜大いなる愛の讃歌〜』を再演した。2018年と2022年の東京公演では、海外からゲスト・ダンサーを迎え、シティのダンサーを交えたダブルキャストで上演されたが、今回は主演全員が所属ダンサーによるトリプル・キャストという意欲的な配役だった。飯塚絵莉と吉留諒が登場した二日目のマチネの様子を報告する。
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