公演の見どころ
February 22, 2011
現在、劇場法の施行、日本版アーツカウンシルの設立などを目前に控え、日本の芸術文化への助成、文化政策が大きく変わろうとしている。文化庁がアーツカウンシルの参考にしようとしているのは、英国のスタイルではないかと思われるが、その仕組みやダンス機関での運用等について、日本ではあまり馴染が無いだろう。このたび、非常にタイミング良く、ロンドンのコンテンポラリーダンス複合施設「ザ・プレイス」の最高責任者ケネス・サープ氏が初来日し、東京と神戸でセミナーが開催されることになった。日本のダンス関係者が情報を得て、質問や意見交換などができる絶好の機会である。以下に「ザ・プレイス」とセミナーの概要を記すので、参加いただければ幸いだ。
続きを読むinatan77 at 19:54
神楽坂にある「ダンスの小劇場」セッションハウスが、今年で設立20周年を迎えた。筆者が最初に訪れたのは15年前位だろうか。結成間もないコンドルズを見るためであった気もするし、ダンス・クラスを受けるためだったような気もする。まだ、コンテンポラリーダンスなどという言葉が一般的になる前で、もちろんコンドルズも無名。ダンスが好きな人々が集い、踊り、発表し、交流する場として、徐々に浸透し始めた頃であった。その後、まだ無名に近いニブロールやKENTARO!!を初めて見たのも、水と油の評判を耳にしたのも、やはりセッションハウスだった。今やコンテンポラリーダンス界で大活躍する彼らが、初期の一歩を記したのはここだったのである。続きを読む
inatan77 at 19:17
December 17, 2010
November 29, 2010
October 31, 2010
October 13, 2010
10月23日、24日に、牧阿佐美バレヱ団が12年ぶりに上演する『ラ・シルフィード』。その舞台で、一人の若きバレリーナが主役デビューを飾る。入団4年目の茂田絵美子だ。NHK教育テレビで先ごろ再放送された『スーパーバレエレッスン ロイヤル・バレエの精華 吉田都』にも生徒として出演し、ジゼルとキトリのヴァリエーションを披露していたのが記憶に新しい。バレエ団でも、『ジゼル』のドゥ・ウィリ、『眠れる森の美女』のフロリン王女等を踊り、注目していた方も少なくないだろう。本番を1か月後に控えてリハーサルに励む茂田に、初の主役、初役に臨む意気込み、そしてバレエ人生について、聞いた。続きを読む
emiko0703 at 22:09
October 02, 2010
August 23, 2010
August 18, 2010
2010年8月21日(土)から約3ケ月に渡って《あいちトリエンナーレ2010》が開催される。今年が第1回目となるこの国際芸術祭は美術と舞台芸術の双方にフォーカスしており、規模の大きさは世界的にみても珍しい。参加アーティストは国内外から130組以上を数え、名古屋市内の会場を起点に数ヵ所で展開される。パフォーミング・アーツの分野では21組のアーティストが参加し、国内外の最先端かつジャンルを超えた先鋭的で複合的な作品をほぼ毎週末上演するという。
《あいちトリエンナーレ2010》のパフォーミング・アーツ分野において、企画段階で意識したポイントや見どころを担当キュレーターの愛知県文化情報センター・主任学芸員、唐津絵理氏に伺った。
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atl_on_dancetimes at 03:21