February 07, 2012

新国立劇場:2012/2013シーズンラインアップ説明会

壇上には、音楽監督の尾高忠明、舞踊監督のデヴィッド・ビントレー、演劇監督の宮田慶子が並び、それぞれ2012/2013シーズンのラインアップの説明を行った。出席したのは報道機関関係などからの約80名。
 舞踊は、10月27日〜11月3日のビントレー振付の『シルヴィア』に始まり、12月15日〜24日にはアシュトン版『シンデレラ』を再演する。2013年1月24日〜27日は《ダイナミックダンス!》で、バランシンの『コンチェルト・バロッコ』、ビントレーの『テイク・ファイヴ』、トワイラ・サープの『イン・ジ・アッパー・ルーム』というトリプル・ビル。このプログラムは、2011年3月の大震災により直前で取りやめとなったものに再び取り組んだもの。
 2013年2月17日〜24日にセルゲーエフ版『ジゼル』を再演する。4月28日〜5月4日は、ビントレーの『ペンギン・カフェ』再演、バランシンの『シンフォニー・イン・C』再演、ビントレーの2009年の作品『イー・イコール・エム・シー・スクウェアード』の新国立劇場初演というトリプル・ビル。6月22日〜30日には、ファジェーチェフ版『ドン・キホーテ』を再演する。
 バレエは、他に《こどものためのバレエ劇場》として2012年7月27日〜29日に牧阿佐美監修・小倉佐知子振付の『シンデレラ』を、《地域招聘公演》として2013年1月12日〜14日に貞松・浜田バレエ団の『くるみ割り人形』、キリアンの『6 DANCES』、ナハリンの『DANCE』、森優貴の新作(タイトル等未定)による公演を行う。
 ダンスのラインアップは、2012年10月17日〜21日の森山開次《曼陀羅の宇宙》、11月29日〜12月9日の《ダンス・プラットフォーム2012》でユニット・キミホが出演するキミホ・ハルバートの新作(Aプロ)、高谷史郎/ダムタイプの『明るい部屋』(Bプロ)を、2013年3月26日〜27日の《ダンス・トゥ・ザ・ヒューチャー 2013》で金森穣の『Academic』、中村恩恵の『The Well-Tempered』を上演する。2013年6月7日〜9日には《平山素子による音楽3部作公演》を行う。
 『シルヴィア』には、2007年の改定再演の際にタイトル・ロールを踊った佐久間奈緒と中国人ダンサーのツァオ・チーのゲスト出演が決まっているとのことだった。
(山野博大 2012/01/23 新国立劇場b2オーケストラリハーサル室)



emiko0703 at 22:44レポート 
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