May 28, 2024
東京ではゴールデンウィークから7月後半にかけて、牧阿佐美版、熊川哲也版、ナタリア・マカロワ版の『ラ・バヤデール』が一気に上演される。新国立劇場がレパートリーに持つ牧版は、各幕に見所が配置されたバランスの良いプロダクションとして知られ、ラストは屋台崩しまでしっかりと見せる。高度な技術を要する振付と豪華なセットで、古典作品の醍醐味をたっぷりと堪能できる名作である。続きを読む
May 02, 2024
May 01, 2024
《THE DANCE TIMES》選出月間ベストダンサーは、ダンス・タイムズ編集部で協議して決めています。ひとつの公演からはベストの1件だけ、月間でひとりのダンサーをダブって選ぶことはしないというルールに則っています。
April 22, 2024
東京シティ・バレエ団が2020年2月に新制作した安達悦子版『眠れる森の美女』を再演した。初演から再演まで4年の歳月がかかった背景に、パンデミックの影響の大きさを実感する。今回も振付指導にラリッサ・レジュニナを招き、バレエ団の総力を挙げた舞台が披露された。続きを読む
April 08, 2024
芸術選奨文部科学大臣賞受賞記念第2弾として上演された、昨年2月の同タイトルの公演では、長年プリンシパルを務めた東京バレエ団の、ゲスト・プリンシパル就任が発表された。今年は紫綬褒章受章を記念したステージである。劇場入り口には、今回も赤地に白抜きの大入札がかかっていた。日本を代表するプリマ・バレリーナとして、上野の人気は衰えることを知らない。続きを読む