May 16, 2010
敗戦から間もない1946年4月に再開された宝塚大劇場で、『春のをどり』が上演され、その様子を米軍の戦略爆撃調査団(広島、長崎その他の爆撃地を調査撮影)が、総天然色の記録映画として撮影していた。近年発見されたその映像を編集し、ナレーションを付けて上映されたのだが、スターたちの日本舞踊の上手さ、舞妓のふっくらとした踊り、洋舞の影響が見られる日本舞踊の振付や華美な衣装、バレエ・シーン、初舞台の総勢56名によるラインダンスなど、舞踊史研究の立場からも見るべきものが多い貴重な資料だ。上演後に行われた当時の出演者(皆さん、お若く美しい!)のトークでは、戦中の工場動員、戦後に結成された労働組合など、生きた歴史の証言を聞くことができた。有意義な企画を実現されたスタッフの皆さんに感謝。(稲田奈緒美 2010/05/15 14:00 東京ウィメンズプラザ ホール)
May 15, 2010
東京バレエ団が日本のバレエ団として初演した。14日が初日。高岸直樹のオネーギンには社交界で鳴らした華があり、タチヤーナの吉岡美佳には知性が感じられた。リフトを多用した鏡のパ・ド・ドゥは、長身の二人の疾走感ある踊りに迫力があった。欲を言えば内面の経時的な変化が見たい。レンスキーの長瀬直義は恋に苦悩し始めてから調子が上がり、プリエの多い決闘前のソロを辛抱強く踊った。小出領子はポーズの角度が美しく、オリガの振付けを映えさせた。(隅田有 2010/05/14 19:00 東京文化会館)
5月20日からシアターコクーンで上演される勅使川原三郎の新作『オブセッション』について、渋谷のコクーン稽古場で聞いた。この作品は勅使川原三郎と佐東利穂子のデュエットだが、そこにヴァイオリンのファニー・クラマンツがからんでくる。
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May 11, 2010
以下は、第3回ダンス・スタディーズ研究会(2007.3.24@日本女子体育大学)での、山野博大(舞踊評論家)による《日本の舞踊評論家》の発表に際して、参考資料として作成したものです。山野博大作成による「舞踊評論家の年代比較表」を元に舞踊評論家を抽出し、稲田奈緒美、亀田恵子、他1名で作成しました。ご活用ください。但し、無断転載は禁止します。
文責・稲田奈緒美(2007年3月)
続きを読む以下は、『演劇研究センター 2006年度報告書1』(早稲田大学 演劇博物館21世紀COEプログラム〈演劇の総合的研究と演劇学の確立〉、2007年)に掲載されたリストを元に、ダンス・スタディーズ研究会の参考資料として新たに追加、訂正して作成した、基本的な舞踊文献リストです。メンバーに関心の高いバレエについては、独立してリストと簡単な文献解説を加えました。ご活用ください。無断転用は禁止します。
文責・稲田奈緒美(2008年4月)
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文責・稲田奈緒美(2008年4月)
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