<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> 
<feed version="0.3" xmlns="http://purl.org/atom/ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xml:lang="ja">
<title>The Dance Times</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/" />
<link rel="service.post" type="application/x.atom+xml" href="http://cms.blog.livedoor.com/atom/blog_id=3252648" title="The Dance Times" />
<link rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" />
<link rel="self" href="http://www.dance-times.com/atom.xml" />
<modified>2012-05-20T16:27:06Z</modified> 
<tagline><![CDATA[日本の舞台に次々と登場してくる舞踊を批評し、リアルタイムで皆様にお届けします。]]></tagline> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:outofnice</id>
<author>
<name>outofnice</name> 
</author>
<generator url="http://blog.livedoor.com/" version="1.0">livedoor Blog</generator> 
<copyright>Copyright (c) 2012, outofnice </copyright>
<entry>
<title>『2012年 第69回 全国舞踊コンクール』</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4190979.html" />
<modified>2012-05-10T14:27:40Z</modified> 
<issued>2012-05-10T23:26:40+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4190979</id>
<summary type="text/plain">今年で69回目を迎えた全国舞踊コンクール。昨年は、東日本大震災の影響でやむを得ず中止となったため、２年ぶりの開催となった。国内では最も歴史があり、各地からハイレベルな出場者が集結する大会である。今回は、3月31日のバレエ部門決選を鑑賞した。

最初に審査が行われ...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4190979.html">
<![CDATA[<p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-hansi-font-family:Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">今年で</span><span lang="EN-US">69</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-hansi-font-family:Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">回目を迎えた全国舞踊コンクール。昨年は、東日本大震災の影響でやむを得ず中止となったため、２年ぶりの開催となった。国内では最も歴史があり、各地からハイレベルな出場者が集結する大会である。今回は、</span><span lang="EN-US">3</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-hansi-font-family:Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">月</span><span lang="EN-US">31</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-hansi-font-family:Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">日のバレエ部門決選を鑑賞した。</span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>

<p class="MsoNormal"><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-hansi-font-family:Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">最初に審査が行われた８歳から１３歳までのバレエ第二部は、体格にこそバラつきが見られたものの、皆、１０歳前後とは思えないほど、きちんとヴァリエーションを踊りこなしていた。しかし、中には、回転数や跳躍力を強調するあまり音に遅れる者、股関節のアン・ドゥオールが不十分である者、硬直した笑顔や大仰な演技が不自然な出場者も目に付いた。上位の中島映理子、中野伶美、高橋怜衣は、いずれも正確な基礎と音楽の勘所を心得ており、</span><span lang="EN-US">1</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-hansi-font-family:Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">曲のまとめ方が秀逸。続く</span><span lang="EN-US">14</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-hansi-font-family:Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">歳から</span><span lang="EN-US">18</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-hansi-font-family:Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">歳までのバレエ・ジュニア部は、例年にも増して激戦を極めた。第１位に輝いた矢内千夏は、軸の強さを活かした高度なテクニックが際立つ。第</span><span lang="EN-US">2</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-hansi-font-family:Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">位の繁木弥生は、しなやかな動きと美しいフォームを印象付け、第</span><span lang="EN-US">3</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:
Century;mso-hansi-font-family:Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">位に、役柄を掴み快活に踊りきったアクリ士門が続いた。１９歳以上のバレエ第一部は、男性陣が健闘。ノーブルな雰囲気と深みのある表現で舞台の空気を変えた井澤駿、キレのあるムーヴメントが光った豊永太優がそれぞれ第１位と第３位、コントロールを利かせたクリーンな踊りの松本真由美が第２位という結果に。<br />また、同月２７日に行われたバレエ・パ・ド・ドゥ部には８組が出場。全体的に、終盤になると疲れが見え、パの繋ぎや移動時の歩き方・走り方が雑になってしまっていたのが気になった。同様に、女性の、フェッテ直前の強張った表情にも改善の余地が見られる。第１位の毛利実沙子・上村崇人組と第２位の池田理沙子・井澤駿組は群を抜いており、各ペアの持ち味を十分に発揮して見せ場を作った。出場者の更なる飛躍を願いたい。（宮本珠希　</span><span lang="EN-US">2012/3/31</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:
Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">　</span><span lang="EN-US">10</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;
mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:Century;mso-bidi-font-family:
&quot;ＭＳ 明朝&quot;">：</span><span lang="EN-US">00</span><span style="font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;,&quot;serif&quot;;mso-ascii-font-family:Century;mso-hansi-font-family:
Century;mso-bidi-font-family:&quot;ＭＳ 明朝&quot;">　めぐろパーシモンホール大ホール</span><span lang="EN-US">)</span><span lang="EN-US"><o:p></o:p></span></p>

<p class="MsoNormal"><span lang="EN-US">&nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp; &nbsp;<o:p></o:p></span></p>]]> 
</content>
<author>
<name>piyopiyotamaki</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>2012年第12回まちだ全国バレエコンクール開催記念《谷口登美子生誕80周年記念》ロシア国立バレエ・ガラコンサート</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4188162.html" />
<modified>2012-05-07T09:06:06Z</modified> 
<issued>2012-05-07T18:06:06+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4188162</id>
<summary type="text/plain">　まちだ全国バレエコンクールの開催を記念して行われるようになったロシア国立バレエ・ガラコンサートに、今年は《谷口登美子生誕80周年記念》というタイトルが加わった。小牧正英、服部智恵子、島田廣という日本バレエの初期の大物を師としてこの世界に入った谷口登美子は1...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4188162.html">
<![CDATA[<div>　まちだ全国バレエコンクールの開催を記念して行われるようになったロシア国立バレエ・ガラコンサートに、今年は《谷口登美子生誕80周年記念》というタイトルが加わった。小牧正英、服部智恵子、島田廣という日本バレエの初期の大物を師としてこの世界に入った谷口登美子は1932年の生れ。今年傘寿を迎えた。バレエ団えぽっくを主宰し、町田という土地にバレエという新しい文化を根付かせるために息長く働いてきた。娘の千野真沙美をはじめ、多くの後進の育成にも貢献している。</div><div>　その谷口の永年の功績に対し、芸術監督のヴァチェスラフ・ゴルデェーエフ、娘の千野真沙美をはじめ、多くの関係者たちが花を捧げ、満員の観客が拍手と声援で同調する感激のシーンがあった。生涯を捧げつくしてきた町田の地で、このような栄誉を受けた谷口の心境はいかばかりだったか。バレエ冥利につきたにちがいない。</div><div>　コンサートは『パキータ』から始まった。ここには谷口、千野親子が育てたコール・ド・バレエが登場してきた。彼らはロシア系統のテクニックをきちんと身につけていた。しっかりと筋の通った身のこなしが心地よかった。</div><div>　ロシア人ダンサーたちが『ルースカヤ』『おじょうさんとあばれ者』『パガニーニ』など得意の演目をそれぞれ披露した中で、千野真沙美もヤーロスラブ・スニッツィーンと『ラ・シルフィード』のパ・ド・ドゥを踊った。これはタリオーニ版。ブルノンヴィル版が踊られることが多いのだが、1935年にサンクト・ペテルブルグで踊られたタリオーニ版を再現して見せてくれた。<br />（山野博大　2012/４/20 町田市民ホール）</div>]]> 
</content>
<author>
<name>emiko0703</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>新国立劇場現代舞踊：ダンステアトロンNo.22で平山素子の３作品を見る</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4188156.html" />
<modified>2012-05-07T09:01:15Z</modified> 
<issued>2012-05-07T18:01:15+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4188156</id>
<summary type="text/plain">新国立劇場現代舞踊：ダンステアトロンNo.22で平山素子の３作品が上演された。まず新作の『Ag+G』は35分の抽象作品。湯川麻美子、福田圭吾を中心に寺田亜沙子、益田裕子、奥田花純、五月女遥、貝川鐡夫、古川和則、原悠太、八木進らが多彩な動きを展開した。さまざまな動きの...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4188156.html">
<![CDATA[<div>新国立劇場現代舞踊：ダンステアトロンNo.22で平山素子の３作品が上演された。まず新作の『Ag+G』は35分の抽象作品。湯川麻美子、福田圭吾を中心に寺田亜沙子、益田裕子、奥田花純、五月女遥、貝川鐡夫、古川和則、原悠太、八木進らが多彩な動きを展開した。さまざまな動きの組合せを次々と繰り出し、最後まで少しもあきさせずに見せたあたり、平山の舞踊作家としての実力の高さがうかがえた。</div><div>　次の『Butterfly』は平山素子、中川賢のデュエットでなじんできたものだが、今回は丸尾孝子、宝満直（21日は本島美和、福岡雄大）が踊った。スケールがひとまわり小さくなった感じは否めないが、地道な取り組みによりこのデュエットのレパートリー定着を後押しした意味はあったと思う。</div><div>　『兵士の物語』は、2010年12月に初演したものの改訂再演。兵士を八幡顕光（21日は福田圭吾）、プリンセスを厚地康雄、三人の道化を大和雅美、小口邦明、清水裕三郎、悪魔を山本隆之が踊った。初演時に若松美黄が踊った悪魔を山本が踊ったことで、そこにかかる動きの量が格段に増加して印象が鮮明になった。この作品は、音楽を３人の演奏にしぼり、台詞は使わずにダンスだけでとぼけた味わいを出したところが値打であり、その良さが再認識された。<br />（山野博大　2012/４/22 新国立劇場中劇場）</div><br />]]> 
</content>
<author>
<name>emiko0703</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012：No.346で勅使川原三郎らが踊る《書き直し版》</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4188151.html" />
<modified>2012-05-18T05:59:22Z</modified> 
<issued>2012-05-07T17:55:24+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4188151</id>
<summary type="text/plain">　ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012のプログラムNo.346で、勅使川原三郎らが1996年設立のヴォックス・クラマンティスという合唱団と共に、クレーク作曲の『夜の典礼』、讃歌『沈黙の光』、ペルト作曲の『カノン・ポカヤネン』よりを踊った。　この合唱団は男女16名で...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4188151.html">
<![CDATA[<br /><div>　ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012のプログラムNo.346で、勅使川原三郎らが1996年設立のヴォックス・クラマンティスという合唱団と共に、クレーク作曲の『夜の典礼』、讃歌『沈黙の光』、ペルト作曲の『カノン・ポカヤネン』よりを踊った。</div><div>　この合唱団は男女16名で、タリンの音楽院を卒業後、パリ国立高等音楽院でグレゴリオ聖歌を学んだという、ヤーン=エイク・トゥルヴェが指揮している。</div><div>　このコンサートでは珍しいことが起こった。演奏中に席を立って帰る者が続出したのだ。客席に座ってこの現象を見ていた私は、日本人も「つまらない」という意思表示ができるようになったのだと思い込み、これは良いことではないかと、プラスの評価を記した。「つまらない」ということは、「わからない」ということでもあり、その演奏の評価に直ちにつながるものではないが、自分に合わなければ席を立つという否定的な意思表示にはそれなりに意味があると考えたからだ。しかし、それを読んだ主催者から「ご注意」のメッセージが届いた。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンは、多くのコンサートを並行的にやっているので、たまたま他の会場へ移動する時間が来たのために席を立つ者が続出したのであって、このコンサートに対する否定的な意思表示ではなかったはず、とのことだった。</div><div>　日本人も「つまらない」と思ったら席を立つようになったという、私のプラス評価は残念なことにその根拠がくつがえされてしまった。</div><div>　勅使川原のダンスは、コーラスの磨き上げられた古さと新しさに調子を合わせて、ほどよくひそやかに演じられた。彼自身と佐東利穂子が芯になり、他のジイフ、鰐川枝里、高木花文、山本奈々が背景を形づくった。私は、勅使川原がヴォックス・クラマンティスとみごとに融合して、いつも通りに舞台上に存在していることを確認して、それを知らずに退席した人たちは損をしたなと、感じていた。そして退席者が続出した反動で、カーテンコールの拍手にはひときわ熱がこもっていたのだろうと判断し、その観客の正しい反応を喜んだのだった。しかしその判断はメッセージをもらったことで、残念ながら根拠それじたいがあやしくなってしまった。</div><div>　入場者がコンサートの途中で「おもしろくないもの」から「おもしろそうなもの」へ移動できるようなプログラムを組んでもよいのかという疑問だけが残った。<br />（山野博大　2012/５/５ 東京国際フォーラムＣ）<br />（2012年５月16日に書き直し）</div>]]> 
</content>
<author>
<name>emiko0703</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>山路瑠美子バレエ発表会で荻原モモに注目</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4188150.html" />
<modified>2012-05-07T08:53:03Z</modified> 
<issued>2012-05-07T17:52:01+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4188150</id>
<summary type="text/plain">　連休の終盤、子どもの日に山路瑠美子バレエの発表会を世田谷で見た。そこで『黒鳥』のパ・ド・ドゥを踊った中学生の荻原モモに目が釘付けになってしまった。彼女は今年の３月、フランス国際バレエコンクール《シュソンドール》で第１位、金賞に輝いたというキャリアの人だ...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4188150.html">
<![CDATA[<div>　連休の終盤、子どもの日に山路瑠美子バレエの発表会を世田谷で見た。そこで『黒鳥』のパ・ド・ドゥを踊った中学生の荻原モモに目が釘付けになってしまった。彼女は今年の３月、フランス国際バレエコンクール《シュソンドール》で第１位、金賞に輝いたというキャリアの人だった。</div><div>　手足が長すぎるということのない、手頃なプロポーションがまず好ましかった。その上に技術と演技がほどよく調和してひとつになっていた。この年代には多くの俊英がそろっていて、各地のコンクールなどで目をみはることが多いのだが、荻原モモはバランスよく育っているという意味で傑出した存在と言える。まだ中学生ということなので、これから先の成長にかかっているわけだが、将来が楽しみな逸材であることはまちがいない。</div><div>　山路瑠美子バレエの発表会は、３部構成でまず最初が「小品集」。10作品が披露されたが、選曲の良さが光った。いろいろなバレエの中から、たんねんに子どもでも踊れるパートを拾い出して小品にしている。バレエ全般の知識をしぜんに与える効果があり、適切な配慮だと思う。</div><div>　第２部の「バレエ・コンサート」はパ・ド・ドゥ５本だった。一般の発表会ではバリエーションが次々と並ぶことが多いのだが、ここではそれぞれに男性を配置してパ・ド・ドゥをまるごと踊らせた。こま切れを排して、アダジオ、男女のバリエーション、コーダとつながる一連の流れを経験させるところに、指導者の見識が感じられた。この中で荻原モモが『黒鳥』を踊ったのだ。彼女以外にも『グラン・パ・クラシック』の生方さくら、『海賊』の永井絵麻（新人の会準メンバー）らの踊りには、舞台をまとめ上げて行くだけの実力が感じられた。</div><div>　その後に第３部『おやゆび姫』、第４部『コッペリア』より鐘の広場を上演して、バレエが物語を伝えるためのものであることを生徒たちに教え、発表会をしめくくった。バレエとは何かを教える姿勢の貫かれた会であることに感銘を受けた。<br />（山野博大　2012/5/5 世田谷区民会館ホール）</div><br />]]> 
</content>
<author>
<name>emiko0703</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>公演情報(2012年5月1日～31日）</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4187268.html" />
<modified>2012-05-06T09:20:21Z</modified> 
<issued>2012-05-06T18:12:10+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4187268</id>
<summary type="text/plain">舞踊公演案内（山野博大調べ） 
◆この公演データは、新聞、雑誌等の報道、配布されたフライヤーの情報をはじめ、個人的に知り得たものなどを日付順に並べて、半月に１回の更新ペースでお届けするものです。 
◆正確にお届けできるように心がけておりますが、時に誤入力が発...</summary> 
<dc:subject>公演情報</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4187268.html">
<![CDATA[舞踊公演案内（山野博大調べ） 
<br />◆この公演データは、新聞、雑誌等の報道、配布されたフライヤーの情報をはじめ、個人的に知り得たものなどを日付順に並べて、半月に１回の更新ペースでお届けするものです。 
<br />◆正確にお届けできるように心がけておりますが、時に誤入力が発生することがあります。 <br />
◆公演データご利用の際には、じゅうぶんご注意くださいますよう、お願いします。 <br />
◆なお、公演データが誤っていたことにより発生した損害等につきましては、弁償いたしかねますことを、あらかじめお断りしておきます。　　　 　<br /> 
（ダンス・タイムズ 山野博大）
<a href="http://www.dance-times.com/archives/4187268.html">続きを読む</a>]]> 
</content>
<author>
<name>emiko0703</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>ウィーン国立バレエ団『こうもり』</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4184554.html" />
<modified>2012-05-06T08:44:34Z</modified> 
<issued>2012-05-06T17:41:02+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4184554</id>
<summary type="text/plain">ベラのマリア・ヤコヴレワの踊りには大らかさがあり、変身後の黒髪の美女が似合う。夫に拗ねたり甘えたりする家庭内での演技には慎重さが見られた。二つの役柄の演じ分けを試行錯誤しているのだろうか。ヨハンにロマン・ラツィク。役柄にふさわしい中年の色気がある。しかし...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4184554.html">
<![CDATA[ベラのマリア・ヤコヴレワの踊りには大らかさがあり、変身後の黒髪の美女が似合う。夫に拗ねたり甘えたりする家庭内での演技には慎重さが見られた。二つの役柄の演じ分けを試行錯誤しているのだろうか。ヨハンにロマン・ラツィク。役柄にふさわしい中年の色気がある。しかし踊りにアクセントがなく、曲の盛り上がりと振りの華やぎがシンクロする場面においても、プティらしい"見栄"がきまらなかった。カンパニーは勢いに乗って舞台を盛り上げる力が不足気味。一幕のグランカフェよりも、個々にキャラクターの特色を表現できる、二幕の仮面舞踏会にバレエ団の良さが出た。他にウルリックにマニュエル・ルグリ、チャルダッシュに木本全優が出演した。（森本ゆふ　2012/04/29 13:30 東京文化会館大ホール）]]> 
</content>
<author>
<name>outofnice</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>ウィーン国立バレエ団『ウィンナー・ガラ』</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4184553.html" />
<modified>2012-05-04T05:09:40Z</modified> 
<issued>2012-05-04T14:07:59+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4184553</id>
<summary type="text/plain">元パリ・オペラ座のエトワール、マニュエル・ルグリが2010年に芸術監督に就任し、28年ぶりの来日公演を行った。休憩二回を含む3時間半の長丁場。変化に富んだプログラムだが、若干ダンサーの実力以上の演目であったようだ。ノイマイヤーの『バッハ組曲第3番』は各ペアとも余...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4184553.html">
<![CDATA[元パリ・オペラ座のエトワール、マニュエル・ルグリが2010年に芸術監督に就任し、28年ぶりの来日公演を行った。休憩二回を含む3時間半の長丁場。変化に富んだプログラムだが、若干ダンサーの実力以上の演目であったようだ。ノイマイヤーの『バッハ組曲第3番』は各ペアとも余裕がなく、エイフマンの『アンナ・カレーニナ』は男女の掛け合いが成り立たなかった。ライトフット、レオン振付『スキュー-ウィフ』はコミカルなダンスを踊り手がモノにしていた。二部のヨルマ・エロの『グロウ-ストップ』では次のパに早く乗る踊り方が効果を生み、疾走感に繋がった。三部ラストはヌレエフ版『ライモンダ』３幕のグラン・パ。"クラシックバレエ"が板に付いていない。風格を欠いた理由の一つは、視線の甘さではないだろうか。パトリック・ド・バナの『マリー・アントワネット』と『ルートヴィヒ2世-白鳥の王』はムーヴメントよりも演出に頼るところが大きい。ロビンスの『イン・ザ・ナイト』にルグリと木本全優、フォーサイスの『精密の不安定なスリル』に玉井るい、橋本清香、木本。他に澤井怜奈、仙頭由貴が出演。日本人ダンサーが多く活躍していた。（森本ゆふ 2012/04/25 18:30 東京文化会館大ホール）]]> 
</content>
<author>
<name>outofnice</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>石田種生の逝去を悼む</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4184386.html" />
<modified>2012-05-03T00:56:58Z</modified> 
<issued>2012-05-03T09:56:58+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4184386</id>
<summary type="text/plain">　2012年４月30日、石田種生の訃報を聞いた。肺がんで入院加療中だったのだ。1929年４月11日の島根生まれなので、享年は83。葬儀は近親者のみの密葬（５月３、４日／東村山市・シティホール久米川）で済ますとのこと。　彼が所属していた東京シティ・バレエ団の事務所へ問い...</summary> 
<dc:subject>レポート</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4184386.html">
<![CDATA[<div>　2012年４月30日、石田種生の訃報を聞いた。肺がんで入院加療中だったのだ。1929年４月11日の島根生まれなので、享年は83。葬儀は近親者のみの密葬（５月３、４日／東村山市・シティホール久米川）で済ますとのこと。</div><div>　彼が所属していた東京シティ・バレエ団の事務所へ問い合わせたところ、後日「お別れの会」を開き、多分野にまたがる友人、知人に声をかけて、その業績を語り合い、自身のバレエに対する姿勢を生涯かけて損得なしに貫き通した人柄を偲ぶ予定とのことだった。</div><div>　石田がバレエと出会ったのは、慶応義塾大学在学中のことだ。バレエ好きが集う学生団体「慶応義塾バレエ研究会」に入ったのだ。この会には実技部門と鑑賞部門があった。彼は実技指導者として教えに来ていた松尾明美からバレエの手ほどきを受け、たちまちこの世界にのめり込む。1946年の日本における『白鳥の湖』全幕初演でオデット／オディールを踊った松尾明美の下でひと通りの基礎を身につけ、1953年に服部・島田バレエ団を脱退した小森安雄、河内昭和、松岡みどり、粕谷辰雄らが結成した青年バレエ・グループに参加した。さらに1954年からは松山バレエ団に属し、1955年の『白毛女』初演の舞台に立つ。同団による1961年の『オセロ』、1964年の『祇園祭』、1966年の『白鳥の湖』などでは、いずれも男性パートのトップを踊った。1962年のチャイコフスキー記念東京バレエ学校公演の『まりも』でも主役を小林恭とダブル・キャストで踊り、日本を代表するダンスール・ノーブルとしての地位を確立して行く。</div><div>　一方では、1963年の日本バレエ協会主催《バレエ・フェスティバル》で『枯野』を発表し、1967年の松山バレエ団による『赤い陣羽織』では松山樹子と共に振付者として名を連ね、舞踊作家としての道を進みはじめる。1960年の「安保反対闘争」の時には、有馬五郎、小森安雄らと共に舞踊人青年協議会を結成し、舞踊界の安保反対運動の中核の役割を果たした。</div><div>　1968年６月、谷桃子バレエ団の有馬五郎、松山バレエ団の石田種生が同時に退団して、日本コンサート協会の野口辰雄を巻き込み、東京シティ・バレエ団を結成する。彼らは日本におけるバレリーナ中心のバレエ団のあり方に疑問を持ち、作品第一の考え方に基づく集団指導体制のバレエ団を目指した。これに、谷桃子バレエ団から石井清子、小林紀子、小林功、袴田夏代、市橋敬子、碓井陽子、河合久美子、広瀬和子らが、松山バレエ団から柿沼田鶴子、金井利久、加茂律子、宮坂博子、岩淵渙子、尾寺敏晴らが同調し、総勢33名の新しいバレエ団が誕生した。彼は翌1969年には、文化庁の在外研修員として海外のバレエ状況視察の旅に出ている。</div><div>　東京シティ・バレエ団で石田は、1971年の『エスメラルダ』を皮切りに、1975年の『お夏清十郎』、1978年の『動物の謝肉祭』、1979年の『せむしの仔馬』『雪姫』などを創作。自分の持味を反映させた舞台づくりを一作ごとに進めて行った。</div><div>　1988年３月16日の夜、調布にあったバレエ団のスタジオで稽古を終えた石田は、スクーターに乗って帰宅の途中、不法駐車していたダンプカーの後部に激突して瀕死の重傷を負ってしまった。彼は傷の模様を「左前頭葉骨折、脳挫傷、左頬骨陥没、左下顎骨骨折、左下腿複雑骨折などなどで、４５日間は意識不明、１年９ヶ月入院し、１８回手術を受けた」と自著「随想～バレエに食われる日本人～」に書いている。しかし彼はその重傷から回復し、創作の現場に復帰する。</div><div>　東京シティ・バレエ団は、1995年に《石田種生の世界》公演を行い、彼の手になる『うしろの・しょうめん・だぁれ』『影の情景』を、2003年にも《石田種生の世界Ⅱ》公演で『まほろば断章』『伝説』『ヒロシマの残照』『女面』などを上演し、舞踊作家としての石田の健在ぶりをアピールした。</div><div>　1988年に橘秋子特別賞、1996年にニムラ舞踊賞と東京新聞舞踊芸術賞を受賞。1997年に紫綬褒章、2003年に勲４等旭日小綬章を受章している。著書に「舞踊への旅標」「ボリショイ・バレエ 白鳥の湖」「随想～バレエに食われる日本人～」などがある。最後に彼が手がけた舞台は、2010年７月の石田版『白鳥の湖』の再演だった。</div><div>　好きなバレエの世界に身を捧げ、日本の未熟なバレエ状況に精一杯の抵抗を試みた石田種生の生涯は、また一方で多くの幸運に恵まれたものでもあった。特に衝突事故を起こした時に、担ぎ込まれた病院の当直医師が脳外科のエキスパートだったという奇跡が、彼のバレエ人生をここまで永らえさせたのだ。しぶとくどこまでも自分の考えを押し通す意志の強さが、彼の活動の範囲を狭めることもあったが、熱烈に支持する者もあり、その周辺はいつもにぎやかだった。</div><div>　石田種生の激動のバレエ人生は終った。安らかな眠りにつかれることを祈るばかりだ。<br /><br />（山野博大　2012年４月30日）</div><br />]]> 
</content>
<author>
<name>emiko0703</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>ジャン＝クロード・ガロッタ振付《ダフニスとクロエ》</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4181271.html" />
<modified>2012-04-30T13:52:52Z</modified> 
<issued>2012-04-29T17:06:17+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4181271</id>
<summary type="text/plain">　1982年のジャン=クロード・ガロッタ振付作品の再演である。当初、3人で演じられるはずが、セバスチャン・ルディグの急病により、フランチェスカ・ズィヴィアニとニコラ・ディゲの2人だけで踊られることになった。クラシックを基本にコンテンポラリー・ダンスでよく見られる...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4181271.html">
<![CDATA[<div>　1982年のジャン=クロード・ガロッタ振付作品の再演である。当初、3人で演じられるはずが、セバスチャン・ルディグの急病により、フランチェスカ・ズィヴィアニとニコラ・ディゲの2人だけで踊られることになった。クラシックを基本にコンテンポラリー・ダンスでよく見られる形の回る、跳ぶ、走る、というステップを基調とした振付は、斬新さは無いものの、だからと言って凡庸でもなく、一定の水準を保つ出来となった。音楽はアンリ・トルグのピアノ曲とラベルの同名の管弦楽曲の抜粋（共に録音）。</div><div>　ギリシア神話にもとづく《ダフニスとクロエ》は、ヨーロッパにおける春を性愛の目覚めの季節とする文化と深い関わりがある。それはディゲの性器を示す仕草等で表されるのだが、決して下品にならない。ディゲはダフニスそのもののような美男子で、またズィヴィアニも南欧系の女性らしい健康的な肢体を持っている。そこには理屈を越えた本物の若さがあり、出し惜しみすることなく力を出し切って踊る2人の瑞々しさが、一番の魅力だった。ただ、3人バージョンを見ていないので比較のしようがないのだが、2人だけで踊り続け、第3者（牧神？）の介入が無いことで、やや冗漫な展開になったことも否めない。</div><div>　筆者は、その容姿からも、ディゲとズィヴィアニがダフニスとクロエと信じて疑わずに観ていた。だがアフター・トークに登場したドラマトゥルグのクロード＝アンリ・ビュファールは、「誰がダフニスでクロエで牧神でも構わない。1人の踊り手に1つの役を限定しない。観客の判断に委ねる」と述べていた。フランスのコンテンポラリー・ダンスの作り手は、理論が先行しすぎ、必ずしも観客に伝わっていないという嫌いがある。「同じダンサーについて、『彼がダフニスですね』『彼が牧神ですね』」と言っても、ガロッタはいずれも「ウィ（はい）」と答えるでしょう」とビュファールは言う。しかし、それは作者としていささか無責任すぎるのではないだろうか。</div><div>（平野恵美子 2012/04/26 19:30 スパイラルホール）&nbsp;</div><br />]]> 
</content>
<author>
<name>emi_hirano</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>谷桃子バレエ団 若手育成のための新シリーズ公演『白鳥の湖』</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4175277.html" />
<modified>2012-04-22T12:27:50Z</modified> 
<issued>2012-04-22T12:49:07+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4175277</id>
<summary type="text/plain">振付と演奏に一般的な版との違いが見られるが、統一感があり奇抜ではない。二幕のコールドは少人数で、二羽と四羽を含め18名。啄むような鳥の動きが可愛い。王子は白鳥の羽毛を手に舞踏会に登場する。演奏における大きな変更は、一幕幕開きの曲と三幕のマズルカのカットであ...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4175277.html">
<![CDATA[振付と演奏に一般的な版との違いが見られるが、統一感があり奇抜ではない。二幕のコールドは少人数で、二羽と四羽を含め18名。啄むような鳥の動きが可愛い。王子は白鳥の羽毛を手に舞踏会に登場する。演奏における大きな変更は、一幕幕開きの曲と三幕のマズルカのカットである。ルースカヤとチャルダッシュは、ラストに再度テンポを落としてコブシを利かせた。主演の佐藤麻利香は溌剌とした黒鳥が断然良い。白鳥はラインを崩さず美しいが、音に少々せっかちだった。王子の酒井大が好演。物思いに沈む様子が自然で、本作の軸としての存在感がある。三幕では冴えたテクニックを見せ、回転に強い佐藤と共にグラン・パ・ド・ドゥを大いに盛り上げた。ソリストのパートやキャラクターダンスには、振付に心地よいバランスの移動がある。腕や上半身を更に大きく使えば、優美さや迫力が増すのではないだろうか。（森本ゆふ 2012/04/14 18:00 新国立劇場中ホール）]]> 
</content>
<author>
<name>outofnice</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>和田朝子舞踊研究所主催公演 《和田伊通子構成・振付舞踊作品“富山”》</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4175163.html" />
<modified>2012-04-25T11:53:57Z</modified> 
<issued>2012-04-22T09:37:54+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4175163</id>
<summary type="text/plain">富山の地で長らく現代舞踊を作り続け、その普及に力を注いできた和田朝子舞踊研究所が《和田伊通子構成・振付舞踊作品“富山”》という公演を東京の小ホールで行った。　1960年の東京新聞社主催第17回全国舞踊コンクールの洋舞第１部で、富山の可西希代子門下の伏江朝子が『...</summary> 
<dc:subject>舞台評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4175163.html">
<![CDATA[<div>富山の地で長らく現代舞踊を作り続け、その普及に力を注いできた和田朝子舞踊研究所が《和田伊通子構成・振付舞踊作品“富山”》という公演を東京の小ホールで行った。</div><div>　1960年の東京新聞社主催第17回全国舞踊コンクールの洋舞第１部で、富山の可西希代子門下の伏江朝子が『夜のエコー』を踊って第１位に輝いた。彼女は1962年の第19回にも、寺西勤とのデュエット『散り残る葉』でやはり第１位となり、当時26歳の彼女は日本洋舞界の有力新人として注目されるようになった。しかし伏江朝子の名前が舞踊の第一線をにぎわすことはなかった。1970年代に入り、和田姓となった彼女が、こんどは舞踊研究所の指導者として後進の育成に励む姿を現わした。今回の公演で構成・振付を担当した和田伊通子はその娘にあたる。彼女は母親から舞踊の基本を学び、現代舞踊の優れた振付者として歴史に名を残した庄司裕の作品を踊ってその作風を身につけた。今回の東京進出で、和田伊通子は『ひと＋ひと＝人』『空』『Balance』『Desire 人のものこそ欲しくなる』『つう』『冷たい唇』の６作品を発表した。</div><div>　松理沙、鈴木絢弓によるデュエット『ひと＋ひと＝人』は、人間が他人と関わり合うことで、はじめて生きていける存在なのだということを描いたもの。しっかりとからだを動かすことで、舞踊としての表現をつきつめた彼女の創作のスタイルは、母親譲りのものであり、同時に庄司裕の影響を色濃く受け継いだものだったと思う。このデュエットには、小劇場の空間からあふれ出すほどの勢いがあった。</div><div>　『空』はゲスト出演の柳下規夫のソロだった。和田伊通子は、白装束に身をかためた柳下のストイックな動作のひとつひとつを、精神的な高みを目指す修行者の鍛錬に重ねて見せた。すでに還暦を越している柳下だが、しっかりと絞り込まれた肉体を鮮やかにコントロールして、地下の小さな空間に日本的な精神世界をあふれさせた。</div><div>　『Balance』『Desire』『つう』の３本はいずれもコンクールで良い成績を収めた小品。伝えようとする内容が、過不足なく動きに置き換えられており、それを踊るダンサーたちの仕上がりも申し分のないものだった。特に清水美由紀が踊った『つう』の清楚な美しさが際立った。</div><div>　『冷たい唇』は、バレエの分野に進んだ佐藤祐基と清水あゆみによるパ・ド・ドゥだった。和田伊通子は、バレエの動きの持つ透明感を抽出して、男と女の間に出来てしまった愛の隙間から湧きだす悲しみをさりげなく表現した。</div><div>　この会では母親の和田朝子もはなやかさを秘めた着物に深編笠といういでたちで登場し、加藤與志子の歌を伴って『おわら 風の詩』を自作自演。繊細さの中にしっかりとした輪郭を感じさせた彼女の動きは、私の心の奥底に眠っていた伏江朝子の『夜のエコー』の記憶をありありと呼び覚ますものとなった。<br />（山野博大　2012/４/14 セッションハウス）</div><br />]]> 
</content>
<author>
<name>emiko0703</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>花柳大日翠リサイタル《踊る大日翠》</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4164620.html" />
<modified>2012-04-09T13:43:16Z</modified> 
<issued>2012-04-09T22:43:42+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4164620</id>
<summary type="text/plain">　花柳寿南海門下の花柳大日翠（はなやぎ・おおひすいと読む）が初リサタイルを行い『舌出し三番叟』と『近江のお兼』を踊った。『舌出し三番叟』は賛助出演の花柳達真が千歳で、三番叟が大日翠。堂々と床を踏みしめ舌を出す演技には大らかな気合が横溢しており、日本舞踊の...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4164620.html">
<![CDATA[<br /><div>　花柳寿南海門下の花柳大日翠（はなやぎ・おおひすいと読む）が初リサタイルを行い『舌出し三番叟』と『近江のお兼』を踊った。『舌出し三番叟』は賛助出演の花柳達真が千歳で、三番叟が大日翠。堂々と床を踏みしめ舌を出す演技には大らかな気合が横溢しており、日本舞踊の世界にありがちなお嬢様芸とみごとに一線を画す舞台となった。</div><div>　次の演目に入る前にＮＨＫのアナウンサーで古典芸能の解説では第一人者の葛西聖司の「おはなし」があった。大日翠が岡山生れであり、鳴物をやっている母親の勧めで花柳寿南海の弟子になったこと、『舌出し三番叟』を初リサイタルの冒頭に置いたのは師の考えだったことなどが披露された。そこで彼女の初創作だという『東京』という自作自演のビデオ映像が流された。これがじつに意表をつく仕上がりで、これが日本舞踊の新人の作とはとても信じられないおもしろさだった。田舎出の少女が東京で就職し、日々がんばっている様子が描かれる。朝起きて身支度を整え地下鉄に乗って出勤し、会社で奮闘するありさまが繰り返し演じられる。そのうちに緊張の糸が緩み、日常の動作に破綻が見えるように…。そこへ母親からの電話が入る。このようなストーリーをていねいに動きに置き換え、それを実直に踊るだけという作品なのだが、日本舞踊家の創作としては異例の直球勝負。すっかり目が釘付けになってしまった。この創作のポイントとなる部分には、花柳寿南海の適切なアドバイスがあったようだ。師匠がこのように創作も教えてくれるということ、このタイミングでデビュー・リサイタルをやることを勧めてくれたということ、家庭の全面的な応援があるということなどについても、葛西アナがこまごまと聞かせてくれ、大日翠の人物像が明らかになった。</div><div>　『近江のお兼』はかわいらしい娘のお兼が、暴れ馬を取り押さえたり、琵琶湖の荒くれ漁師を相手に立ち回りを演じたりする古典の一本。これは大日翠の地がそのまま生きる演目だった。すごい新人が登場して来たものだ。<br /><br />（山野博大　2012/04/04　日本橋公会堂）</div><br />]]> 
</content>
<author>
<name>emiko0703</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>中島晶子ダンスソロNO.6『水天の華』</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4164619.html" />
<modified>2012-04-09T13:42:13Z</modified> 
<issued>2012-04-09T22:42:07+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4164619</id>
<summary type="text/plain">中島晶子がダンスソロNO.6で『水天の華』を発表した。彼女は木佐貫邦子の門下。木佐貫邦子＋ｎｅｏで上村なおからと共に舞台を踏んだ後、2003年の『Invisible Ligh』（セッションハウス）から、2005年の『FLUID フルイド』（スフィアメックス）、2006年の『2-ECHOES』（吉祥...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4164619.html">
<![CDATA[<div>中島晶子がダンスソロNO.6で『水天の華』を発表した。彼女は木佐貫邦子の門下。木佐貫邦子＋ｎｅｏで上村なおからと共に舞台を踏んだ後、2003年の『Invisible Ligh』（セッションハウス）から、2005年の『FLUID フルイド』（スフィアメックス）、2006年の『2-ECHOES』（吉祥寺シアター）、2008年の『LOTUS LAND』（吉祥寺シアター）、2010年の『senju 千手』（せんがわ劇場）とソロの舞台を積み重ねてきた。</div><div>　今回の『水天の華』は、闇の中にかすかな明かりが見えた後に水の滴る音が響き、それが水の流れる音に変わるあたりから、しだいに踊る姿が見えてくるという、たっぷりと時間をかけたオープニングで、観客を自分の世界へと引き込んだ。舞台のいろいろな要素を総動員して慎重に時間を使い、ソロだけで最後までもたせるように、さまざまに工夫を凝らしていることが見て取れる。水の流れを轟音に変えて自然の猛威を連想させたり、美しく白い花の道具を使って水の恵みを考えさせたり、ストロボライトで踊ったりと、よく考えられたシーンが続いた。彼女のソロそれ自体にも微妙な変化がつけられていて、ダンスの手応えも充分。最後は白い花の散るシーンで美しく締めくくった。ゆるぎない努力の積み重ねが確かな成長をもたらした舞台だった。<br />（山野博大　2012/04/06 座・高円寺２）</div><br />]]> 
</content>
<author>
<name>emiko0703</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>《花より華らしく…芸術に生きた女・女・女》</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.dance-times.com/archives/4152320.html" />
<modified>2012-03-26T22:38:04Z</modified> 
<issued>2012-03-27T07:38:04+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2012:outofnice.4152320</id>
<summary type="text/plain">公益財団法人名古屋市文化振興事業団、名古屋市、社団法人現代舞踊協会中部支部の共催による《花より華らしく…芸術に生きた女・女・女》というタイトルの現代舞踊公演が行われた。名古屋では文化振興事業団が「地元名古屋の優秀舞台公演」という事業を平成17年度から行って...</summary> 
<dc:subject>短評</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://www.dance-times.com/archives/4152320.html">
<![CDATA[<div>公益財団法人名古屋市文化振興事業団、名古屋市、社団法人現代舞踊協会中部支部の共催による《花より華らしく…芸術に生きた女・女・女》というタイトルの現代舞踊公演が行われた。名古屋では文化振興事業団が「地元名古屋の優秀舞台公演」という事業を平成17年度から行っていて、音楽、伝統芸能、演劇と続き、ようやく「舞踊」に出番が回ってきたのだ。</div><div>　《花より華らしく…芸術に生きた女・女・女》というのは、地元に縁のある３人の女性芸術家を選び、それに関連のある舞踊作品を３人の女性振付者が競作するというもの。そして、近藤夕希代作品『女優・花子・うめ』、倉知可英作品『女優・川上貞奴・つばき』、服部由香里作品『女流画家・三岸節子・さくら』が並んだ。３人の女性芸術家を「うめ」「つばき」「さくら」の花になぞらえて、春にふさわしいはなやかな舞台とした。</div><div>　近藤夕希子は、ロダンの彫刻のモデルになった女優の花子を踊りにした。まず大きな梅の花を思わせる舞台一面に広がる大きな布の中心に近藤自身が立ち、その花びらとなる女性ダンサーたちの群舞で幕を開けた。後半になってロダン作品の考える人の映像を出したりして、観客に花子に関わるエピソードを思い起こさせた。</div><div>　倉知可英は、肩につばきの枝をかついだ黒子を冒頭に出して、自分の受持ちが「つばき」であることを示した。その背後から和服姿の貞奴が登場して黒子と合体すると、電力王と言われた福沢桃介（池田遼）との関わり、音二郎との旅立ちの場面などが流れ出した。倉知自演のパワフルなダンスを強調することで、かずかずの困難を乗り越えた貞奴の生き方を思い起こさせた。</div><div>　服部由香里は、画家の三岸節子の描いた絵を動かす感じに作品を仕上げた。彼女は前に三岸の「さいたさいたさくらがさいた」のうねるような桜吹雪の風景をヒントに『さくら』という群舞作品を創っている。「三岸・さくら」の舞踊化を担当してフィナーレに桜の大群舞を出すのはとうぜんの成り行きと言える。まず舞台にキャスター付きのフレームをいくつも出し、そこにひとりづつダンサーを配して、額縁の中の人物像を思わせるダンスで幕を開けた。次いで、黄色い長い布を使い三岸の「ブルゴーニュにて」のイメージでダンスをつなぎ、「さくら」の大迫力群舞シーンへとなだれ込んだ。</div><div>　三者三様の舞台づくりは、観客に現代舞踊のさまざまなおもしろさを見せることになった。小劇場ながら４回の舞台は満員に近い動員だったそうだ。中部の現代舞踊が、活況を取り戻すであろうことを予感させた春の公演だった。<br />（山野博大　2012/3/18 名古屋市千種文化小劇場）</div><br />]]> 
</content>
<author>
<name>emiko0703</name> 
</author>
</entry>
</feed>

