公演情報

May 01, 2019

ダンス・タイムズ編集部が選んだ来月のお勧め公演やイベントをご紹介します。あくまでもメンバー個人の予想に基づいていますので、公演の内容を保証するものではありません。ぜひ、観客の皆さまが劇場へ行ってご確認ください。また、420日時点の情報を基にしていますので、日程、出演者、演目等が変更される場合もあります。完売の場合もありますので、事前にご確認ください。

 

【ダンス・タイムズがお勧めする 2019年5月公演】

◆勅使川原三郎ダンス公演『シナモン』

5月2〜6日(シアターX)

◇待望の再演。ポーランドの作家、ブルーノ・シュルツの作品を基にした上演は3年ぶりである。2016年の初演当時「私たちが踊った数多くの重要な作品群から育まれた栄養素が成長した期間限定の集大成」と勅使川原三郎本人が言っていただけあって、素晴らしい出来であった。

http://www.dance-times.com/archives/5047949.html

シュルツの『肉桂色の店』のテキストを佐東利穂子が朗読し、グロテスクで憂鬱だが、夢の様に美しい街並みが舞台上に創出される。肉桂の匂い漂う摩訶不思議な世界に出かけよう。(吉田 香)


◆『ダーナの泉』作:岡本由利子

5月4日(西国分寺いずみホール)

◇岡本由利子というまったくの無名の人が台本を作り、作曲したバレエ『ダーナの泉』が上演されることになった。新国立劇場バレエ団でピアノを弾き、時にオーケストラの指揮もしてバレエ界で特殊なポジションにある江藤勝己が、振付をはじめ全面的に協力して、この公演は行われる。その成果を確認しなければならない。(山野博大)


◆ローザス『A Love Supreme〜至上の愛』『我ら人生のただ中にあって/バッハ無伴奏チェロ組曲』

5月9〜12、18、19日(東京芸術劇場・プレイハウス)

◇ローザスが日本初演の2作品を携えて、2年ぶりの来日公演を行う。『A Love Supreme』はサルヴァ・サンチスとの共同振付で、ケースマイケルの真骨頂である音楽を視覚化した構成と、サンチスの作り出すムーブメントの妙を楽しめる。『我ら人生のただ中にあって』はバッハの無伴奏チェロ組曲全曲を用いて踊られる男性三人、女性二人の作品で、ケースマイケル自身も出演する。初演から共演しているジャン=ギアン・ケラスによるチェロの生演奏も嬉しい。2作とも、ダンスファンのみならず、ジャズやクラシックを愛する音楽ファンの心をも打つ作品だ。ぜひ視覚と聴覚両方で名作を満喫してほしい。(折田 彩)


◆スターダンサーズ・バレエ団:鈴木稔振付『シンデレラ』

5月11, 12日(テアトロ・ジーリオ・ショウワ)

◇今年の5月はシンデレラの“あたり月”。新国立劇場、Kバレエ・カンパニー、そしてスターダンサーズ・バレエ団が、それぞれに異なる振付・演出で上演する。わけてもスタダンの鈴木稔版は心温まるバージョン。気立ての良いシンデレラが、日々の暮らしの中で築き上げた可愛らしい応援団に見守られて、ソウルメイトと結ばれる。主役二人は舞踏会より以前に出会っていて、王子は灰かぶり姿のシンデレラの内面の美しさを感じ取る感性を持っている。アダージオやワルツなど振付に見所が多く、英国製の被り物のネズミや、王子が馬に乗るシーンはコミカル。バレエファンから子供まで幅広い層を魅了するプロダクションだ。(隅田有)


◆ジェームズ・ペット、トラビス・クローセン『Elevation〜昇華〜』

5月21日(セルリアンタワー能楽堂)

◇近年の英国ダンス界で、最も革新的かつ思索的なダンスを次々と発表している一人がウェイン・マクレガーであろう。彼が率いるランダム・ダンスカンパニーでの活動のみならず、英国ロイヤルバレエ団の常任振付家としても作品を発表し、また語り、記すことで常に注目を集めている。そのカンパニー・メンバーとして活躍するジェームズ・ペットとトラビス・クローセン・ナイトが、自ら振付けた作品を引っ提げて初来日公演を行う。プロデュースするのは、英国でデザイナー、プロデューサーとして活動する塚本行子が主宰するプラットフォームのファビュラ・コレクティブ。上演する作品は、ジェームズ・ペットがカフカの小説『掟の門』からインスパイアされた同名の新作ソロ、トラビス・クローセン・ナイトが日本の神道をモチーフにしたという新作ソロ「塩と水」、そして二人の共作「informal Between」だ。こちらは昨年サドラーズウェルズ劇場で初演され、高評を博した作品だという。筆者は実際に彼らの作品を観たことはなく、ウェブ公開された映像や断片的な情報、そしてウェイン・マクレガーやサドラーズウェルズ劇場という名前から推測するしかないのだが、彼らがカンパニーで身体と創造性を徹底して鍛えられ、革新的な試みと深い思索の実践を共有することを通じて、ダンサーとして、振付家として即発され続けたことは容易にわかる。その静かな火が、日本の能楽堂という場で新たなかたちを生み、燃え上がるのを見たいものだ(稲田奈緒美)

◆熊川哲也Kバレエカンパニー『シンデレラ』

5月24〜26日(東京文化会館)

◇2012年の初演時には、全12公演がソールドアウトという快挙を成し遂げた同作は、今回、4組の主役カップルによって上演される。中でも、昨年、ともにプリンシパル・ソリストとして入団した成田紗弥、高橋裕哉の初主演に期待も高まる。随所に熊川の美意識やユーモアが盛り込まれた演出や、ヨランダ・ソナベンド&レズリー・トラヴァースによるこの上なく豪華な舞台美術・衣裳など、見どころ満載の大作は見逃せない!(宮本珠希)


◆Co.山田うん『プレリュード』

5月24〜26日(世田谷パブリックシアター)

◇今年も年明け早々からアクセル全開で活動しているCo.山田うんが、オーディションでセレクトした新メンバーを迎え、新作公演を行う。ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」、ラヴェルの「クープランの墓」より前奏曲など、様々な「プレリュード(前奏曲)」に乗せて圧巻の群舞が繰り広げられる。元Noism1の吉裕哉らが加わり更に厚みを増したカンパニーが、未来の本編に向けてどのようなプレリュードを奏でるのか、期待をもって見守りたい。(折田)

◆5月特別企画公演《神々の残照―伝統と創造のあわいに舞う―》

5月25日(国立劇場)

◇国立劇場といえば日本の伝統芸能の殿堂だが、多様なジャンルを越境しながらダンスの魅力を発信する事業を、アーツカウンシル東京と共に始めるという。ダンスという広大な海からこの事業が光を当てるのは「言葉と身体」。言葉と共にあるダンス、言葉に触発されたダンス、言葉では表現できないことを表すダンスなどなど、このテーマは実に奥深く、幅広い。今回は“神”をキーワードに、日本舞踊「翁千歳三番叟」(尾上墨雪、花柳寿楽、若柳吉蔵)、インド古典舞踊「オディッシー」(小野雅子、シルシャ・ダッシュ他)、トルコ舞踊のメヴラーナ旋回舞踊「セマー」(コンヤ・メヴラーナ楽団)、コンテンポラリーダンス「いのちの海の声が聴こえる」(構成・振付・演出:笠井叡、出演:近藤良平、酒井はな他)が上演される。時代と地域を縦横に巡る意欲的なプログラムだ。これらが一堂に会することで、それぞれのダンスの背景にある文化と歴史、ダンサーや振付家たちの身体と言葉が渦巻き、化学反応を起こすに違いない。その言葉と身体の震えを体感し、ダンスの力を全身に浴びてほしい。(稲田)


◆新国立劇場ダンス公演:森山開次『NINJA』

5月31日〜6月9日(新国立劇場小劇場)

◇森山開次が新国立劇場の企画制作で発表する、大人も子供も楽しめるダンスの第二弾は『NINJA』。大評判の前作『サーカス』は、劇場全体がオモチャ箱のように飾り立てられ、ユニークな登場人物たちがアクロバティックなダンスを見せた。今回はタイトルの忍者はもちろん、蛇・蛙・蛞蝓の三すくみなど、個性豊かな和のキャラクターが大活躍。趣向を凝らした大道具・小道具と共にケレン味あふれる舞台になりそうだ。すでに新国立劇場の公演チケットは完売で、先日追加公演が発表されたところ。こちらもすぐに売り切れてしまいそうなのでご用心を!(隅田)


◆堀内充 《BALLET COLECTION 2019》

5月31日(めぐろパーシモン大ホール)

◇堀内充は、それまで兄の堀内元と一緒にやっていた《BALLET COLECTION》を、2016年から単独でやるようになった。彼の創作は音楽をよく聞いて、それに無理のないバレエのステップをぴたりとつけて行くというもの。無理な動きの連続で固めたような「創作」が多い昨今、彼の作品の柔らかな感触に救いを求めるファンも多い。(山野)




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April 01, 2019

ダンス・タイムズ編集部が選んだ来月のお勧め公演やイベントをご紹介します。あくまでもメンバー個人の予想に基づいていますので、公演の内容を保証するものではありません。ぜひ、観客の皆さまが劇場へ行ってご確認ください。また、320日時点の情報を基にしていますので、日程、出演者、演目等が変更される場合もあります。完売の場合もありますので、事前にご確認ください。

 

【ダンス・タイムズがお勧めする 2019年4月公演】


◆mami dance world(北村真実)『未来ノ水』

4月4〜7日(座・高円寺1)

◇1990年代から、激しい動きを重ねて作品を創り続け、そのトップを踊ってきた北村真実が、使い過ぎた脚の故障と折り合いをつけながら、まだ踊る。古くからの常連、新白石、ラビオリ土屋、古賀豊、伊澤百惠らに、新進の大前裕太郎、米沢麻佑子、津田ゆず香らを加えた舞台の行方を見届けたい。(山野博大)


◆NHKバレエの饗宴2019 

4月6日(NHKホール)

◇すっかり春の風物詩となった本公演は、国内有数のカンパニーが一同に会し、それぞれのレパートリーを披露する豪華なプログラムだ。本年は、東京バレエ団による『セレナーデ』、牧 阿佐美バレエ団の『ドン・キホーテ』第3幕、東京シティ・バレエ団の『Octet』と、いずれも定評のあるラインアップに加えて、大植真太郎と辻本知彦によるC/Ompanyが、コンテンポラリー作品『bolero/忘れろ』を上演。また、ヒューストン・バレエ団から、プリンシパルのカリーナ・ゴンザレス&吉山シャール ルイ・アンドレも出演し、同団芸術監督のスタントン・ウェルチ版『ロミオとジュリエット』からバルコニーのパ・ド・ドゥを踊る。平成最後に相応しい充実の舞台となるであろう。(宮本珠希)


◆ホフェッシュ・シェクター・カンパニー『ポリティカル・マザー』

4月6〜11日(オーチャードホール)

◇バットシェバ舞踊団で踊り、2000年代からロンドンで活躍するシェクターは、ダンサーで振付家、さらにミュージシャンでもある。シェクターが振付だけでなく作曲も担当した本作は、エレキギターとドラムの大音響が響き、リズムの変化で鮮やかに場面を展開させる。2010年の日本初演は絶賛された。ダンスそのものも面白いがメッセージ性も強く、観客を飽きさせない。このたびタイトルに“ザ・コレオグラファーズ・ カット”が加わった。KAT-TUNの上田竜也ほか3名の日本人キャストが出演する今回の公演は、新たな驚きがあるだろう。(隅田有)


◆勅使川原三郎/KARAS《アップデイトダンス》No.61『泉』

4月12〜20日(カラス・アパラタス)

◇佐東利穂子が初めて振付、演出、照明を担当し、自身が出演するソロ作品。最近は一人でも海外公演をこなすなど、パフォーマンスにおいては頼もしさが増しているが、振付、演出、照明という創作の能力に関しては、未知数である。これまでも勅使川原をサポートして来ただけに、満を持してという感もあるが、彼女が作品をまるごと独力でと聞いた時には、驚きがあった。しかし、ここ数年、ヨーロッパでは佐東への振付の依頼がすでにあったのだという。そして、今年6月に初振付作品のパリ公演が決まり、その前にホームのアパラタスで発表することになったのがこの『泉』である。しかも9月には、イタリアで、彼女が振付する別の新作の上演が決まっているというのだから、驚きだ。世界中から期待されている佐東が、振付家としての一歩を踏み出す瞬間に立ち会えることがとても嬉しい。(吉田 香)


◆《北海道舞踏フェスティバル》

4月19日〜7月14日(札幌市、余市町、美唄市、函館市、台湾・台北の各会場)

◇1950年代末から1960年代の日本で生まれた新しい舞踊ジャンルである舞踏は、今や「butoh」として世界に知られるようになった。様々な国で舞踏家が育ち、観客に支えられて舞踏フェスティバルが多数開催されているが、日本ではほとんどない。そのような状況を「もったいない」と考えて、北海道の若い世代たちが動き出した。舞踏を日本が誇る「文化遺産」ととらえ、2017年に「札幌国際舞踏フェスティバル」をスタートさせたのだ。実はこのようなプロジェクトを成功させた北海道には、舞踏の歴史がある。かつて1960年代末から70年代にかけて舞踏の第一世代、第二世代に舞踏を学んだダンサーたちが東北、北海道に移住して、その地で舞踏を根付かせており、そのレガシーを受け継いでいるのだ。ほとんど手作りで始めた舞踏フェスティバルが、2018年には「北海道舞踏フェスティバル」と名を変えて北海道の各地で開催されるまでに発展し(筆者も、レクチャーで招かれ地元の熱心な人たちと交流した)、今年は北海道内の4市町村と、台湾で開かれている「2019台湾國際暗黒舞踏節」(日本語で表記。Taiwan Darkness Dance Festival 2019)との提携公演も含めて、4か月にわたり舞踏公演、舞踏BAR(トークと実演中心のイベント)、ワークショップ、写真・絵画展が開催される。地域から世界へ向けて発信する舞踏の現在、世界で認知され様々な芸術文化に影響を与え続けている舞踏の現在を、新緑の美しい北海道へ見に行ってはいかがだろうか。(稲田奈緒美)


◆《明日をになう新進の舞踊・邦楽鑑賞会》

4月20日(国立小劇場)

◇新進の舞踊家、邦楽家による公演。舞踊の演目は、五條詠絹の『神田祭』と西川扇左衛門の『玉屋』。『神田祭』は各流派で様々な趣向を凝らし、主として鳶頭か芸者で踊ることが多いが、今回は町娘での上演。おかめとひょっとこの面を使っての演じ分けが興味深い。『玉屋』は西川扇左衛門が平成三十年に日本舞踊協会各流派合同新春舞踊大会にて大会賞を受賞した演目。ブラッシュアップされた仕上がりに期待が寄せられる。(斎藤真帆)


◆第70回西川会(十世宗家西川扇蔵)

4月21日(国立大劇場)

西川流一門の会。正午、午後四時開演の二部制、全十五番。第一部は格調高い西川扇藏の『松の緑』にはじまり、トリは西川箕乃助、西川尚の父娘による『連獅子』。我が子を深い谷底に蹴落とし、強さを試すという獅子の英才教育の再現シーンが、芸の道における親子の関係と重なり、見ごたえ充分な場面となろう。第二部は西川祐子の端正な『花かたみ』に続き、西川佳の『櫓のお七』。お七の実年齢に近い演者のフレッシュな表現が楽しみである。(斎藤)


◆マドモアゼル・シネマ2019旅するダンス『平成行進曲』

4月27、28日(セッションハウス)

◇1991年6月にオープンした神楽坂のセッションハウスに住み着いているマドモアゼル・シネマが、99年頃から続けてきた“旅するダンス”で、平成の代にしめくくりをつける『平成行進曲』の成果やいかに。(山野)


◆東京バレエ団:ブルメイステル版『白鳥の湖』

4月27〜29日(東京文化会館)

◇2016年にバレエ団として初演、今回三度目の再演にして既にカンパニーの代表作となった感がある。クラシックバレエの様式美をあますところなく見せる二幕や、ロットバルト一味が王子をたぶらかすドラマチックな三幕は圧巻。主役から脇役までキャラクターが丁寧に描かれる一幕や、王子の元を去ろうとする白鳥たちの、歩いているだけで美しい四幕など、見どころに事欠かない。本公演は今年で3回目の開催となる《上野の森バレエホリデイ》の一環として上演される。バレエマルシェやミニコンサートなど、大人も子供も楽しめるイベントに加え、今年はさらに東博とコラボレーションし、野外シネマが上演されるそうだ。ゴールデンウィークの幕開けに是非足を運びたい。(隅田)


◆アート・オブ・サーカス『Scala– 夢幻階段』

4月27〜29日(静岡芸術劇場)

◇フランスのダンス界で最も旬な振付家、ヨアン・ブルジョワが自身のカンパニーを率いて待望の初来日を果たす!ヨアンはヌーヴォー・シルク(アート・サーカス)出身のアーティストで、傾斜する床の上でダンサーが踊る『Celui qui tombe』や、回転するトランポリンと階段を用いたサイトスペシフィック作品『La Mecanique de l’histoire』で一躍有名になった。独創的な舞台装置とダンサー達の完璧にコントロールされた動きで、時間が巻き戻ったり空間が歪んだりするかのような不思議な世界を作り出す。今回上演される『Scala』は昨年発表されたばかりの最新作で、ブルジョワワールドを存分に味わうことができる。静岡まで足を運ぶ価値のある注目作だ。(折田 彩)



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February 28, 2019

ダンス・タイムズ編集部が選んだ来月のお勧め公演やイベントをご紹介します。あくまでもメンバー個人の予想に基づいていますので、公演の内容を保証するものではありません。ぜひ、観客の皆さまが劇場へ行ってご確認ください。また、220日時点の情報を基にしていますので、日程、出演者、演目等が変更される場合もあります。完売の場合もありますので、事前にご確認ください。

 

【ダンス・タイムズがお勧めする 2019年3月公演】


◆NBAバレエ団『白鳥の湖』

2019年3月2、3日(東京文化会館・大ホール)

◇次々と新作を送り出し、勢いに乗るNBAバレエ団が、いよいよ『白鳥の湖』(久保紘一版)に臨む。オデット/オディール(一人二役)にアリーナ・コジョカルと平田桃子、コジョカルの相手役の王子にはエルマン・コルネホをゲストに迎える。コジョカルと平田は、テクニック、表現ともに折り紙付き。コルネホは、これぞラテンといったダイナミックなジャンプや回転が持ち味だが、年齢を重ねた今、王子役をどう魅せてくれるのか、非常に楽しみである。編曲はおなじみの新垣隆、そして、改訂振付には宝満直也の心強いサポートがある。役者は揃っている。あとはどこまでプロダクション全体の精度を上げられか、見ものである。(吉田 香)


◆新国立劇場バレエ団『ラ・バヤデール』

2019年3月2〜10日(新国立劇場・オペラパレス)

◇牧阿佐美の手がけた数々の全幕バレエの中でも、特に評価が高い本作。各幕ごとのバランスがよく、ラストの神殿崩壊までテンポよく進む。二枚看板の小野と米沢がニキヤとガムザッティを務めるファーストキャストなど、魅力的な3キャスト。幻想的な「影の王国」は、新国立劇場ならではの洗練されたコール・ド・バレエを堪能したい。(隅田有)


◆熊川哲也Kバレエカンパニー『カルメン』

3月6〜21日(Bunkamuraオーチャードホール / 東京エレクトロンホール宮城 / けんしん郡山文化センター)

◇熊川版『カルメン』は2014年の初演。16年に再演し、今回はさらに改訂を加えての上演となる。完成度を上げた舞台には、矢内千夏、中村祥子、荒井祐子、毛利実沙子の4人のカルメンが登場する。誰を見るのか大いに迷うところ…。(山野博大)


◆マニュエル・ルグリ《Stars in Blue BALLET & MUSIC》

2019年3月8〜9、11、14、17日(東京芸術劇場、ザ・シンフォニーホール、メディキット県民文化センター、愛知県芸術劇場)

◇世界の第一線で活躍するバレエダンサーと音楽家との共演が実現。言わずと知れたバレエ界の至宝マニュエル・ルグリの元に集まるのは、ボリショイ・バレエ プリンシパルのオルガ・スミルノワ&セミョーン・チュージン、ハンブルク・バレエ団 プリンシパルのシルヴィア・アッツォーニ、そしてヴァイオリニストの三浦文彰、ピアニストの田村 響。パトリック・ド・バナによる、アレッサンドロ・バリッコ原作の『絹』から想を得た世界初演作品『OCHIBA〜When leaves are falling〜』を始め、ウヴェ・ショルツ、ローラン・プティ、ジョン・ノイマイヤーなど巨匠の作品が名を連ねる。トップアーティスト同士から生み出される唯一無二の化学反応を堪能したい。(宮本珠希)


◆牧阿佐美バレヱ団《プリンシパル・ガラ2019》

2019年3月16、17日(文京シビックホール・大ホール)

◇1月にウラジオストックで『飛鳥』を上演し、好評を博して帰国した牧阿佐美バレヱ団の《プリンシパル・ガラ》だ。このプログラムには、ウラジオストックのガラ・コンサートで大人気だった『グラン・パ・ド・フィアンセ』も入っている。この小品は、『白鳥の湖』のお妃選びの場面をジャック・カーターがテクニカルな見せ場に仕立てた逸品。久しぶりの上演が待たれる。(山野)


◆チャイコフスキー記念東京バレエ団『海賊』

2019年3月15〜17、21、23日(東京文化会館・大ホール、オーバード・ホール、兵庫県立芸術文化センター)

◇マリウス・プティパ生誕200周年を記念する“プティパ・イヤー”のラストを飾るのは、バレエ団初演となるアンナ=マリー・ホームズ版『海賊』だ。男性舞踊手の見せ場がふんだんに盛り込まれた同作は、プリンシパルを始め、今まさに踊り盛りのダンサーが揃い踏み!また、団内オーディションにて選出された若手もソリストデビューを飾るなど、適材適所のキャスティングも大きな魅力である。先日行われた公開リハーサルでも、バレエ団内に漲る熱量、その充実ぶりを存分に伺うことができた。初日の幕開きが待ち遠しい。(宮本)


◆現代舞踊公演《1200seconds 〜踊〜 Triple Bill》

2019年3月19、20日(東京芸術劇場・プレイハウス)

◇現代舞踊協会は、毎年都民芸術フェスティバルに参加し、東京芸術劇場プレイハウスでトリプル・ビルを行っている。プレイハウスの奥行きと舞台機構を活かし、小劇場では難しい、凝った装置や大人数のダンサーを使った作品作りができる貴重な機会だ。今回は《1200seconds》、つまり20分の上演時間での創作に、現代舞踊の木原浩太と飯塚真穂、フラメンコの平富恵が挑む。木原は、Co.山田うんの中心メンバーとして活動し、ソロやデュオでの創作も積極的に行っている現代舞踊界のエースだ。今回は29名の女性ダンサーを率いる。飯塚は昨年の《新進舞踊家海外研修員による現代舞踊公演》での『Winter』の好演が印象に残る。平も昨年秋に自身の舞踊団の10周年記念公演を成功させたばかり。実力者3人が20分のなかで凝縮した表現を見せてくれるだろう。(折田 彩)


◆スターダンサーズ・バレエ団《Dance Speaks》『緑のテーブル』

2019年3月30、31日(東京芸術劇場・プレイハウス)

◇20世紀の傑作『緑のテーブル』(振付クルト・ヨース)が14年ぶりに再演される。 1901年生まれのヨースはラバンに学び、ピナ・バウシュ、ギルビット・クルベリ、ピーター・ライトなど、そうそうたる振付家が彼のもとで踊った。反戦と政治批判という、決してダンスが得意としないテーマを、風刺の効いた手法で描き上げた、奇跡のような作品。まもなく第二次世界大戦になだれ込むという時代に放たれたアイロニーは、各地で紛争が続く現代にも鋭く突き刺さる。同時上演の『ウェスタン・シンフォニー』は、西部劇が好きだったバランシンの手による文句なく楽しいバレエだ。(隅田)


◆《踊狂いの五十年 花柳園喜輔記念舞踊会》

2019年3月30、31日(国立劇場・大劇場)

◇花柳園喜輔はベテランの男性舞踊家。平成二十八年度の芸術祭では一人で様々な役柄を何役も演じる七変化の舞踊で優秀賞を授賞。芸域の広さがうかがい知れた。その園喜輔が初めての舞踊会開催から五十年を迎え、集大成ともいうべき舞踊公演を開く。二日間のうち初日はリサイタル風に全五番。園喜輔は松賀藤雄、松島金昇と共に『式三番叟』、子息・悠との『末広かり』、一世一代の心で『京鹿子娘道成寺』の三番を踊る。二日目は門弟を中心とした公演で、全二十二番。園喜輔は『花と柳』『熊野』『お祭り』に出演。日本舞踊を狂おしいほどに愛した園喜輔の舞踊公演に期待が高まる(阿部さとみ)


◆島根が生んだ石田種生の世界『白鳥の湖』

2019年3月31日(島根県民会館・大ホール)

◇東京シティ・バレエ団創設者の一人で、ダンサー、振付家として国内外で活躍した石田種生(1929-2012)。東京や韓国ではその名が知られているが、彼の郷里、島根県では名前を知る人も少なくなった。石田は西洋の物まねだけではない、日本のオリジナルバレエを数多く振り付けたが、その際に用いたのはステレオタイプな日本イメージではなく、故郷島根で自身が体験してきた郷土芸能、民俗舞踊を含めた幅広い日本の生活に根差した文化であった。東京シティ・バレエ団がレパートリーとし、一昨年も藤田嗣治の舞台美術を用いて話題を集めた《白鳥の湖》では、たとえば白鳥たちの群舞のフォーメーションは西洋的なシンメトリーではなく、日本庭園にみられるようなアシンメトリーに構成され、また、群舞一人ひとりまでが劇的な表現を担う生き生きとした作品になっている。そのような石田を顕彰し、故郷の人々が誇りに思い、自らの生活文化の豊かさを再発見してもらうための試みとして、「島根が生んだ石田種生の世界実行委員会」が結成された。数年かけて準備を重ねてきた成果が、3月31日に松江市にある島根県民会館で上演される《白鳥の湖》である。主役を踊るのは、松江市出身で新国立劇場バレエ団で活躍している北村香菜恵で、その他の役も地元のダンサーたちが務める。東京シティ・バレエ団からは王子役にキム・セジョン、ロットバルト役に李悦を迎えるほか、石田の演出・振付を熟知した指導者が時間をかけて指導に当たってきた。地域に埋もれている文化資源を再発見して活かし、地域から発信する瑞々しい《白鳥の湖》になることだろう。また、28日から31日まで石田の足跡をたどる展示が、島根県民会館展示室で催され、オープニングには石田が松江のヘルン旧居に舞う雪片を見て振付たという〈風花〉のデモンストレーションのほか、筆者がレクチャーを行う。さらに、3月23日には出雲大社東神苑の特設舞台で開催される『出雲フェスティバル2019』でも《白鳥の湖》第2幕と〈風花〉が上演される。桜が咲き誇り、雲がたなびく隙間から陽光が降り注ぐ美しい島根への観光を兼ねて、公演を見てみてはいかがだろうか。(稲田奈緒美)



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February 27, 2019

[Ballet] NBA Ballet Company ‟Swan Lake” /Mar.2, 3 Tokyo Bunka Kaikan

[Ballet] New National Theatre ‟La Bayadere” /Mar.2, 3 Tokyo Bunka Kaikan

[Ballet] K-ballet company ‟Carmen” /Mar.6-21 Bunkamura Orchard hall, Tokyo Electron Hall Miyagi, Kenshin Cultural Center.

[Ballet & MUSIC] Manuel Legris ‟Stars in Blue BALLET & MUSIC” / Mar.8-9,11,14,17 Tokyo Metropolitan Theatre,The Symphony Hall,Medikit Arts Center, Aichi Prefectual Art Center

[Ballet] Asami Maki Ballet ‟Principal Gala 2019” /Mar.16, 17 Bunkyo Civic Hall

[Ballet] The Tokyo Ballet “Le Corsaire” / Mar.15-17,21,23 Tokyo Bunka Kaikan,Aubade Hall,Hyogo Performing Arts Center

[Modern dance] Tokyo Performing Festival 2019 “1200seconds – Triple Bill” / Mar.19-20 Tokyo Metropolitan Theatre Playhouse

[Ballet/Contemporary Dance] Star Dancers Ballet ‟The Green Table” ‟Western Symphony” /Mar.30, 31 Tokyo Metropolitan Theatre

[Nichibu] ‟Crazy for Japanese dancing" A Performance of Hanayagi Sonokisuke's 50 anniversary /Mar.30 - Mar.31 National Theatre (Large Theatre), Tokyo.

[Ballet] The world of Taneo ISHIDA nurtured by Shimane ‟Swan Lake” /Mar.31,  Shimane Civic Center (Shimane Kenmin Kaikan)


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January 31, 2019

ダンス・タイムズ編集部が選んだ来月のお勧め公演やイベントをご紹介します。あくまでもメンバー個人の予想に基づいていますので、公演の内容を保証するものではありません。ぜひ、観客の皆さまが劇場へ行ってご確認ください。また、120日時点の情報を基にしていますので、日程、出演者、演目等が変更される場合もあります。完売の場合もありますので、事前にご確認ください。

 

【ダンス・タイムズがお勧めする 2019年2月公演】


◆札幌芸術の森バレエセミナー30周年記念公演

2019年2月2日(札幌文化芸術劇場hitaru)

◇1988年に開講し、これまで多くのダンサーを輩出してきた同セミナーの30周年を祝し、盛大に公演が開催される。監修を務めるのは元パリ・オペラ座バレエ団のエトワールで、現在はスペイン国立ダンスカンパニーの芸術監督を務めるジョゼ・マルティネズ。彼が振付けた『スカラムーシュ』には、オーディションで選ばれた子供たちが出演する。また、同カンパニー所属の大谷遥陽が、アンヘル・ガルシア・モリネロと踊る『ドン・キホーテ』にも期待が高まる。磐石のテクニックで抜群の安定感や余裕を見せてくれるだろう。ブノワ賞受賞の木田真理子&児玉北斗による『四つのバラード』も必見だ。ダンサーとして充実期を迎えるふたりの踊りを堪能したい。さらに、上野水香&柄本 弾も『ドリーブ組曲』を披露するなど、豪華キャスト陣の競演は見逃せない!(宮本珠希)


◆新作ダンス公演 イスラエル・ガルバン+YCAM《Israel&イスラエル》

2019年2月2、3日(山口情報芸術センター・スタジオA)

◇革新的、独創的なフラメンコで天才と呼ばれ、世界中で活躍するイスラエル・ガルバン。全身をしなやかに弾ける楽器のように、あるいは高速かつ精密な機械のように操る圧倒的なフラメンコは、昨年の日本公演でも話題となった。そのガルバンが山口情報芸術センターYCAMで、もう一人の自分と競演する。もう一人とは、YCAMが誇るインターラボでAI(人工知能)に彼の動きを学習させたもの。ダンスとAI、身体とテクノロジーが呼応することで、どんなステップや音、リズム、知覚や感情が生まれるのか、多方面から関心を集めそうだ。(稲田奈緒美)


◆横浜ダンスコレクション2019《コンペティションI》《コンペティションII 新人振付家部門》

《コンペティションI》2月9、10日(横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール),《コンペティションII 新人振付家部門》2月7、8日(横浜にぎわい座 のげシャーレ)

◇《コンペティションI》では、世界35ヶ国208組の応募者から選ばれた10組が作品を発表する。日本、韓国、台湾、中国、フィリピン、ラトビアと、国際色豊かな精鋭達の作品に触れられる貴重な機会だ。《コンペティションII 新人振付家部門》では、振付家を目指す25歳以下のファイナリスト12名が作品を上演。これから来そうなアーティストを自分の目で発掘してみたい。(吉田 香)


◆2019都民芸術フェスティバル 日本バレエ協会公演『白鳥の湖』

2019年2月9、10日(東京文化会館・大ホール)

◇日本バレエ協会が『白鳥の湖』を上演するのは、6年ぶり。前回はワレンチン・エリザリエフの指導でアレクサンドル・ゴルスキーの振付を使ったが、今回は篠原聖一が演出・振付を担当する。彼は、昨年11月の《篠原聖一バレエ・リサイタル》で『ノートルダム・ド・パリ』の篠原版『宿命』を上演し、振付者としての成長ぶりを強く印象付けたばかり。その『白鳥の湖』全幕に期待する。(山野博大)


◆『RE/PLAY Dance Edit』

2019年2月9〜11日(吉祥寺シアター)

◇多田淳之介が2006年に発表した『再生』は、「ポップミュージックが爆音で流れる部屋のなかで若者達が激しく動いて騒ぎ続け、最後に集団自殺をする。この流れを3回繰り返す」という構成・内容ともに前代未聞の演劇作品だった。その後、多田自身によって死の描写を薄めた『再/生』として再演され、劇作家・演出家の岩井秀人による演劇版と振付家のきたまりによる‟Dance Edit”も創作された。演出家・振付家がこの作品のどこに惹かれ何を切実な問題と捉えるかによって、全く別の作品に仕上がるのが興味深い。「ダンスとは何か、振付とは何か」を考え抜いた先に見える地平に目を凝らしてみてほしい。(折田 彩)


◆《三陸国際芸術祭》〈宿ル〉

2019年2月9日〜3月24日(青森県〜岩手県〜宮城県 三陸沿岸市町村)

◇東日本大震災で多大な被害を受けた三陸沿岸地域で、2014年から始まった三陸国際芸術祭。地域が復興していく中で芸術に何ができるのかを問いながら、その地域に伝わってきた郷土芸能と出会い、アジアの民俗芸能と交流し、現代のダンスや美術も加わりながら芸術祭が開催されてきた。それは人々の営みから生まれた、さまざまな文化、芸能、芸術の豊かさと多様さを再発見し、さまざまな人々との出会いと創造が始まる場でもある。今回は、宮古、八戸、大船渡を中心としながら三陸各地をアートが巡る。三陸各地の芸能を見るもよし、インドネシアの芸能を習うもよし、祭りを楽しむもよし、創造に参加するもよし。多彩なプログラムを自由に存分に楽しみ、味わいたい。(稲田)


◆カンパニーデラシネラ『見立てる』

2019年2月11〜17日(横浜にぎわい座・のげシャーレ)

◇上述の横浜ダンスコレクション2019のプログラムとして、カンパニーデラシネラが新作を発表する。タイトルの『見立てる』は、見立ての表現であるマイムをルーツに持つ小野寺と藤田にとって、自身の基礎、基本に立ち返るという意味もあるのではないか。小空間で繰り広げられる実力者4人の緊密な「見立て」を楽しみたい。(折田)


◆勅使川原三郎+KARAS《アップデイトダンス》シリーズ第59弾『白痴』

2019年2月14〜22日(カラス・アパラタス)

◇『白痴』は2016年、アパラタスで初演。勅使川原のムイシキン公爵は、手を激しく動かして精神の変調をみごとに表現した。その年の12月にシアターΧで再演した時は、全体の感触がかなり変わったが、3年ぶりのアパラタスでの再演は、どんなことになるのだろうか。(山野)


◆《第62回日本舞踊協会公演》

2019年2月16、17日(国立劇場・大劇場)

◇毎年恒例の公演。日本舞踊の主だった流派の家元、重鎮、中堅、若手が流派を超えて様々な演目を様々な組み合わせで披露する。今回も歌舞伎舞踊の大曲から近代の曲を使った群舞など、一口に日本舞踊といっても幅広いことが確かめられる。昼夜それぞれ五演目ずつの二部構成で二日間。それぞれのラストには「蜘蛛の拍子舞」(花柳せいら、花柳典幸、藤間直三)、「お七」(井上八千代)、「将門」(中村梅彌、藤間蘭黄)、「船弁慶」(花柳寿楽、市山松扇、花ノ本寿)と大曲が据えられ、その他にも魅力的な演目、演者が並び、どの回も見逃せないラインアップだ。(斎藤真帆)


◆Noism1 実験舞踊vol.1『R.O.O.M.』/『鏡の中の鏡』

2019年2月21〜24日(吉祥寺シアター)

◇劇的舞踊、見世物小屋、近代童話劇など、シリーズ名で作品の方向性を示してきたNoismが、新たに発表するのが実験舞踊シリーズ。第一作の『R.O.O.M.』は、“数値化”できない、“不気味”なものを舞台に提示するという、まさにダンスが得意とする表現手段を追求する作品。箱のように空間を区切った部屋の中で、金森穣が行う実験ということだが、ただの“実験的”な作品に終わるはずはない。圧倒的に踊れるNoismのダンサーたちとともに、リザルト、そしてディスカッションまでも展開させてくれるだろう。同時上演は金森と井関佐和子による『鏡の中の鏡』。『R.O.O.M.』は今年6月シビウ国際演劇祭で招待上演される予定とのこと。まさにNoismは新潟が世界に誇る文化財だ。新潟市との契約更新が危ぶまれているが、“数値”がなければNoismの重要性を判断できない新体制の行政に、この作品はどのように響くのだろう。(隅田有)



outofnice at 14:14
[Ballet] Sapporo Art Park Ballet Seminar 30th anniversary special Gala /Feb.2, SAPPORO CULTUAL ARTS THEATER hitaru

[Flamenco × AI] new dance piece Israel Galvan + YCAM《Israel & Israel》/Feb.2,3  Yamaguchi Center for Arts and Media, Studio A, Yamaguchi
https://www.ycam.jp/en/events/2019/israel-and-israel/

[Contemporary Dance] Yokohama Dance Collection 2019《Competition I》/Feb.9, 10 Yokohama Red Brick Warehouse No.1 3rd floor hall,《Competition II New Choreographer Division》/Feb.7, 8, Yokohama Nigiwaiza Small Hall

[Ballet] Japan Ballet Association ‟Swan Lake” /Feb.9, 10 Tokyo Bunka Kaikan

[Contemporary Dance]‟RE/PLAY Dance Edit” /Feb.9-11 Kichijoji Theatre

[Arts Festival] Sanriku International Arts Festival 《Inhabit / Dwell / Live in》/Feb.9-March 24, Aomori-Iwate-Miyagi the Cities / Town  / Village on the Sanriku Coast
https://sanfes.com/en/

[Contemporary Dance]Company Derashinera ‟Keep it simple-Mitate-” /Feb.11-17 Yokohama Nigiwaiza Small Hall

[Contemporary Dance] Saburo Teshigawara+KARAS   ‟Update dance #59 The Idiot” /Feb.14-22 KARAS APPARATUS

[Nichibu] A Performance of the Japanese Classical Dance Association /Feb. 16 - Feb 17. National Theatre (Large Theatre), Tokyo.

[Contemporary Dance] Noism1. “R.O.O.M.” / Jan. 25 - Feb 17. Ryutopia Studiio B, Feb 21 - 24 – Kichijoji Theatre.



outofnice at 14:10

January 02, 2019

ダンス・タイムズ編集部が選んだ来月のお勧め公演やイベントをご紹介します。あくまでもメンバー個人の予想に基づいていますので、公演の内容を保証するものではありません。ぜひ、観客の皆さまが劇場へ行ってご確認ください。また、1220日時点の情報を基にしていますので、日程、出演者、演目等が変更される場合もあります。完売の場合もありますので、事前にご確認ください。

 

【ダンス・タイムズがお勧めする 2019年1月公演】


◆Co.山田うん『十三夜』

2019年1月4〜6日(スパイラルホール)

◇2014年に福岡で初演されたカンパニーの傑作小品が4年ぶりに再演される。初演時は、男女13名のダンサーが次々とフォーメーションを変えて織りなす群舞の美しさとソロを踊った伊藤知奈美の存在感、ヲノサトルの音楽と藤田雅彦の照明の妙に息を呑んだ。今回の再演も、カンパニーの充実ぶりを見せつける質の高い舞台になることと大いに期待している。(折田 彩)


◆《ダンスがみたい!新人シリーズ17》

2019年1月4〜15日(d-倉庫)

◇コンテンポラリーダンスの登竜門の一つで、回を重ねて今年は17回目になった。ここへの出演や受賞でキャリアを本格的に始めたり、飛躍の機会とした振付家、ダンサーは少なくないだろう。今年も、9日間にわたり毎日4組、計36組が自分たちの思い、表現、蓄積をからだでぶつけてくる。最終日の15日には新人賞審査委員が選出する「新人賞」と観客投票による「オーディエンス賞」が発表され、受賞者は2019、2020年にフェスティバルで受賞公演を行うチャンスが与えられる。コンテンポラリーダンスの芽が様々に吹き出すのを見てみよう。(稲田奈緒美)


◆《新進舞踊家海外研修員による現代舞踊公演》

2019年1月9、10日(横浜赤レンガ倉庫1号館ホール)

◇池田素子の『Do not fear.』、内田香の『note』、加松あすかの『みち』と、今の日本の現代舞踊の分野で注目すべき舞踊作家3人の新作が並ぶ。(山野博大)


◆笠井叡迷宮ダンス公演『高丘親王航海記』

2019年1月11、12日、24〜27日(ロームシアター京都・サウスホール、世田谷パブリックシアター)

◇澁澤龍彦の遺作にして最高傑作とも言われる『高丘親王航海記』をダンス作品化する。笠井叡が高丘親王を演じるのをはじめ、酒井はな(東京公演のみ)、寺田みさこ(京都公演のみ)、近藤良平、黒田育世、笠井瑞丈、上村なおか他、総勢20名の豪華な布陣には、並々ならぬ意気込みが感じられる。澁澤と親交が深かった笠井が、満を持して挑む幻想譚は是非とも観ておきたい。(吉田 香)


◆新国立劇場バレエ団《ニューイヤー・バレエ》

2019年1月12日〜14日(新国立劇場・オペラパレス)

◇新国立劇場が年明けにガラを上演するようになり4年目。全幕公演では観られない演目が並ぶのが嬉しい。今年はバレエ・リュスの代表作『レ・シルフィード』と『ペトルーシュカ』、そして中村恩恵の新作『火の鳥』の三演目。ペトルーシュカはダンサーを選ぶ個性的な役柄で、奥村康祐が初役で挑む。新年にふさわしい見応えのあるトリプル・ビルになりそうだ。(隅田有)


◆スターダンサーズ・バレエ団《リラックス・パフォーマンス》『白鳥の湖』&『迷子の青虫さん』

2019年1月12、18日(彩の国さいたま芸術劇場・大ホール、東海市芸術劇場・大ホール)

◇劇場で公演を観るということは、たとえ慣れている人であっても「咳が止まらなくなったら周りの人に迷惑だろうな」「お腹が空いて鳴っちゃったらどうしよう」等々、何かと緊張を強いられるものである。ましてや初めて観る人、障害がある人にとっては敷居が高いと感じるだろう。そうした人の為に、上演の内容は通常通りでも、途中で席を立てたり、音のボリュームが配慮されていたり、劇場が真っ暗にならなかったりすることで、少しでもリラックスした環境で観劇を楽しんでもらおうというのが《リラックス・パフォーマンス》である。スターダンサーズ・バレエ団では2018年2月よりこの取り組みを始めて、回を重ねている。バレエは観てみたいけど、障害などの理由で躊躇して来たという人には、この機会に是非、一歩踏み出して、生で観る公演の醍醐味に触れてみて欲しい。(吉田)


◆石神井バレエ・アカデミー公演《バレリーナ吉田都からのメッセージ》

2019年1月25日(文京シビックホール・大ホール)

◇外崎芳昭と山崎敬子が主宰する石神井バレエ・アカデミーの公演。吉田都がタリオーニを務めた『パ・ド・カトル』の上演から約一年半、今回も吉田を中心とした豪華キャストの舞台が予定されている。今もっとも脂ののったダンサーたちの競演や、ベテラン勢の魅力を堪能したい。(隅田)


◆KAAT神奈川芸術劇場プロデュース公演『出口なし』

2019年1月25〜2月3日(KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ)

◇J.P.サルトルの『出口なし』は、窓と鏡のない室内を舞台にした、登場人物3人(演出によっては案内役を含めた4人)のみの不条理な会話劇だ。設定やセットがシンプルであるがゆえに演出家と役者の力量が試される戯曲で、首藤は2014年にセルフプロデュース公演《DEDICATED》シリーズで、白井晃を演出に迎え、中村恩恵、女優のりょうとこの作品に挑んでいる。この時も、台詞と身体表現のバランス、シャープな動き、三人の張り詰めた空気感が印象的な、上質の作品に仕上がっていた。今回は白井、中村が続投し、新たに女優の秋山菜津子がメンバーに加わる。どのような「他人という地獄」が繰り広げられるのか楽しみだ。(折田)


◆ラ・ダンスカンパニー・カレイドスコープ《カレイドスコープの世界》

2019年1月26、27日(全労済ホール/スペース・ゼロ)

◇二見一幸が主催するラ・ダンスカンパニー・カレイドスコープのダンサーたちのスピーディーな動きと二見の緻密な振付は、スペース・ゼロの天井の高い大きく開かれた空間でもっとも威力を発揮する。(山野)

◆K-BALLET COMPANY 『ベートーヴェン 第九』『アルルの女』

2019年1月31日〜2月3日(Bunkamuraオーチャードホール)

◇2008年に初演された大作を、今回は6年ぶりに再演。第4楽章を、熊川哲也と中村祥子が日替わりで踊る。また、全編上演がカンパニー初となる『アルルの女』は、遅沢佑介&中村祥子、宮尾俊太郎&荒井祐子、益子 倭&毛利実沙子のトリプルキャストだ。ベテランから若手まで、それぞれのペアの作り上げる世界に期待が高まる。(宮本珠希)



outofnice at 11:43

January 01, 2019

[Contemporary Dance] Co. Yamada UN “Jusanya” / Jan.4-6 Spiral Hall

[Contemporary Dance] We want to see Dance! 《Newcomer Series 17》/Jan.4-15  d-soko, Tokyo

[Modern Dance] Performance by the 《Overseas Study for Upcoming Artists》/ Jan.9, 10 Yokohama Red Brick Warehouse No.1

[Butoh] Akira Kasai Dance Labyrinth “THE VOYAGES OF PRINCE TAKAOKA”/ Jan.11-12,ROHM Theatre Kyoto(South Hall), Jan.24-27, Setagaya Public Theater

[Ballet] New National Theatre 《New Year Ballet》/ Jan.12-14,New National Theatre Opera Palace 

[Ballet] STAR DANCERS BALLET《Relaxed Performance》“Swan Lake”“The Lost Caterpillar”/ Jan.12, Saitama Arts Theater (Main Theater), Jan. 18, TOKAI CITY ARTS THEATRE (Large Hall)

[Ballet]Shakujii Ballet Academy 《Message from the Ballerina Miyako Yoshida》 / Jan. 25 Bunkyo Civic Hall

[Dance Theater]KAAT Kanagawa Arts Theatre “Huis clos” / Jan. 25 – Feb. 3 KAAT Kanagawa Arts Theatre Medium Studio

[Contemporary Dance] La Danse Compagnie Kaleidoscope 《Kaleidoscope World》 / Jan.26, 27 Zenrosai Hall/Space Zero

[Ballet] K-BALLET COMPANY”Symphony No.9 Ludwig van Beethoven””L’Arlesienne”/ Jan.31-Feb.3  Bunkamura Orchard Hall


outofnice at 12:03

December 01, 2018

ダンス・タイムズ編集部が選んだ来月のお勧め公演やイベントをご紹介します。あくまでもメンバー個人の予想に基づいていますので、公演の内容を保証するものではありません。ぜひ、観客の皆さまが劇場へ行ってご確認ください。また、1120日時点の情報を基にしていますので、日程、出演者、演目等が変更される場合もあります。完売の場合もありますので、事前にご確認ください。

 

【ダンス・タイムズがお勧めする 2018年12月公演】


◆マリインスキー・バレエ『ドン・キホーテ』『マリインスキーのすべて』『白鳥の湖』

11月28、29、12月2、3、5〜9日(東京文化会館)、11月30日〜12月1日(兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール)

◇プティパ生誕200年に相応しい演目が並ぶ。いわずもがなの『白鳥の湖』、同バレエ団での来日公演は22年ぶりという『ドン・キホーテ』、プティパからコンテンポラリーまで、マリインスキーの魅力を凝縮したガラ『マリインスキーのすべて』とどれも見逃せない。テリョーシキナ、シクリャローフ等々のスターダンサーに加え、今、世界で最も注目を浴びているダンサーの一人キミン・キム、そして日本人ソリスト永久メイも出演する。ため息の出るような一糸乱れぬコール・ド・バレエも見ものだ。(吉田 香)


◆芸劇dance勅使川原三郎『月に憑かれたピエロ』『ロスト・イン・ダンス―抒情組曲―』

12月1、2、4日(東京芸術劇場 プレイハウス)

◇シェーンベルク作の同名の曲を使用する『月に憑かれたピエロ』は、2011年に「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」で初演された。今回も「ピエロ歌い」として名高いベルギーのソプラノ歌手、マリアンヌ・プスールとの共演。彼女が繰り出す叫びのような、語りのような独特な発声と勅使川原三郎&佐東利穂子のダンスが相俟って、狂気と幻想の世界が繰り広げられる。対する『ロスト・イン・ダンス―抒情組曲―』は勅使川原から佐東へのオマージュで、シェーンベルクの弟子であるベルクが作った『抒情組曲』を使用するが、アブストラクトで、佐東が突き詰める純粋なダンスになるという。(吉田)


◆『光の音:影の音』

2018年12月7〜9日(あうるすぽっと)

◇あうるすぽっとは、障害者が健常者と共に出演するダンス公演を主催したり、自主事業で視覚・聴覚障害者のための鑑賞サポートを行ったりと、近年インクルーシブな鑑賞事業を積極的に進めている。今回のダンス公演『光の音:影の音』は、聞こえないアーティスト、南村千里をアーティスティック・ディレクターに迎え、伊藤キム、捩子ぴじん、aokidという魅力的な男性ダンサー3人とともに、音をダンス、映像、手話など多彩な方法で表現するという。実績豊富なあうるすぽっとのこと、安易なコラボレーション物に陥らず、唯一無二の世界を創り上げてくれると期待している。(折田 彩)


◆Opto『optofile_touch』

12月8−9日(彩の国さいたま芸術劇場小ホール)、15−16日(愛知県芸術劇場小ホール)

◇海外のダンスカンパニーで活躍する日本人ダンサーが近年増えている。その礎を築いたダンサーたちが帰国し、それぞれに活躍の場を求めているが、プロフェッショナルなダンスカンパニーが少なく、ダンサーの流動性も乏しい日本では簡単なことではない。そんな中で、海外の経験を活かして自らカンパニーを立ち上げ、その強靭にして繊細な肉体で先鋭的なアーティストたちとコラボレーションを続けているのがOptoである。2012年に中心となってOptoを設立した渡辺レイはじめ、小㞍健太、湯浅永麻はNDT1(Nederlands Dans Theatre)ほか世界のトップクラスのカンパニーで踊ってきた。その実績とネットワークを活かして今回上演するのは、日本のダンスファンが待ち焦がれているクリスタル・パイト作品ほか3作品。小㞍と湯浅は演出・振付にも挑戦する。見逃せない公演だが、埼玉公演のチケットは売り出し早々に完売したとか。劇場に確認してから向かってほしい。(稲田奈緒美)


◆鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団『Ay 曽根崎心中』

12月12〜20日(新国立劇場 中劇場)

◇2001年、阿木燿子、宇崎竜童、鍵田真由美、佐藤浩希が力を合わせてフラメンコ舞踊版の『曽根崎心中』を創作した。2002年、03年、05年、06年、07年、08年、14年と再演し完成度を高めてきた。それが版を新たにして新国立劇場の舞台に戻ってくる。(山野博大)


◆大駱駝艦舞踏公演『みほどろ』

2018年12月13〜16日(大駱駝艦・壺中天)

◇近年村松、田村に負けじと若手が意欲的に作品を発表し、しかも佳作が続いている壺中天公演。今回初めて、カンパニー内の金粉ショーユニット「ゴールデンズ」で多くの野外作品を手掛けてきた若羽幸平が劇場空間に挑む。ゲストにチェロ奏者の四家を迎え、しかも四家は演奏だけではなく「鋳態」として踊りにも絡むらしい。舞踏手達の体と踊り、そして音色から、どのようなハーモニーが生まれるのだろうか。(折田)


◆札幌舞踊会 創立70周年記念公演 バレエ 『カルミナ・ブラーナ』 

12月15日(札幌文化芸術劇場 hitaru)

◇札幌舞踊会の『カルミナ・ブラーナ』は、1998年の《千田モト追悼札幌舞踊会特別公演》で、後を継いだ千田雅子の振付で初演された。その翌年の《札幌舞踊会東京公演》で文化庁芸術祭に参加し、大賞を受賞した。その大事なレパートリーを、高岸直樹、高比良洋、浅田良和、西野隼人、坂本登喜彦、藤岡綾子ら精鋭をそろえて久しぶりに再演する。(山野)


◆東京バレエ団『ザ・カブキ』

12月15、16日(東京文化会館)

◇討ち入りに一番近い週末に、東京バレエ団の十八番が上演される。歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』をベースに、巨匠ベジャールが独自の世界観を炸裂させた傑作だ。由良之助は、2010年に弱冠二十歳で大抜擢されて以来、再演のたびに本役を踊りこんできた柄本弾と、2016年の記念公演で好評を博した秋元康臣。15日の顔世御前は上野水香で、夫を亡くした悲しみだけでなく、四十七士を討ち入りに導く不気味さをも醸し出す、上野ならではの顔世は必見だ。ダブルキャストはこちらもベテラン奈良春夏。脇を固めるダンサーたちが冒頭から勢いの良い踊りで観客を舞台に引き込むに違いない。(隅田有)


◆新国立劇場『くるみ割り人形』

12月16〜24日(新国立劇場)

◇昨年初演されたウエイン・イーグリング版は、複雑なリフトやパートナリングに加え、男性の主役ダンサーがドロッセルマイヤーの甥、くるみ割り人形、王子の3役を演じるなど、随所にオリジナリティが散りばめられた演出である。今回は全9回公演、4組のカップルが主演。層の厚い同団ダンサーたちの、煌めく踊りを年の瀬に楽しみたい。(宮本珠希)


◆第41回諏訪市芸術祭 ニムラエイイチ生誕120周年記念 現代舞踊公演《舞踊の祭典》

2018年12月22日(諏訪市文化センター)

◇明治30年、長野県諏訪市に生まれ、21歳で渡米してアメリカで活躍した新村英一(ニムラエイイチ)という舞踊家のことを、日本人はあまり知らないかもしれない。伊藤道郎と同様に、むしろ米国で有名なこの舞踊家は、昭和54年に亡くなるまで帰国することはなかったが、故郷への思いは強かったという。日本の後進を育てることにも熱心だったニムラは、昭和48年に寄付をして基金を作り、「ニムラ舞踊賞」を創設した。以後、前年までにもっともすぐれた成果をあげた舞踊家、舞踊関係者に対して、故郷の諏訪市で授賞式が続けられている。今年はニムラの生誕120周年を記念して、授賞式だけでなく同時に舞踊公演が行われる。今年の受賞者である井関佐和子への授賞式に続き、近年ニューヨークで発見されたニムラ作品の映像を基にリメイクされた「ネコの踊り」(出演:木原浩太)、「トッカータとフーガ」(出演:馬場ひかり)、「大地の像」(出演:細川麻実子、木原浩太)が披露される。さらに、同賞の審査員として長らく関わりながら、地元の子供たちへダンス創作ワークショップをおこなってきた加藤みや子の作品「笑う土」が、地元の子供たちや一般市民も参加して上演される。美しい諏訪湖のほとりで地域の人たちに支えられながら続いてきた、舞踊界を応援し続ける「ニムラ舞踊賞」とニムラエイイチのことを知る機会にしてはどうだろうか。(稲田)



outofnice at 19:41

November 30, 2018

[Ballet] The Mariinsky Ballet "Don Quixote", "The Mariinsky Gala" “Swan Lake”/ Nov. 28, 29, Dec. 2, 3, 5-9, Tokyo Bunka Kaikan, Nov. 30- Dec. 1, Hyogo Performing Arts Center  https://www.japanarts.co.jp/mariinsky2018/english.html

[Contemporary Dance] Saburo Teshigawara "Pierrot lunaire" by Arnold Schonberg, Lost in dance - "Lyrische Suite" by Alban Berg / Dec. 1, 2, 4, Tokyo Metropolitan Theatre (Playhouse)  http://www.geigeki.jp/performance/theater195/

[Performance] “The sound of light : The sound of shadow” / Dec. 7-9 Owlspot Theater

[Contemporary dance] Opto   “optofile_touch” 8-9 Dec.  Sainokuni Saitama Arts Theatre
15-16 Dec.   Aichi Prefectural Art Theatre

[Flamenco] Compania de Mayumi Kagita y Hiroki Sato “Sonezaki Shinju (The Love Suicides at Sonezaki)” Dec. 12-20. New National Theatre Playhouse

[Butoh] Dairakudakan “Mihodoro” / Dec. 13–16 Dairakudakan studio Kochuten

[Ballet] Sapporo Buyoukai “Carmina Burana” / Dec. 15. Sapporo Cutural Arts Theater.

[Ballet & Contemporary Dance] The Tokyo Ballet “The Kabuki” / Dec.15, 16 Tokyo Bunka Kaikan, Tokyo
https://www.nbs.or.jp/english/stages/2018/kabuki/intro.html

[Ballet] The National Ballet of Japan. “The Nutcracker and The Mouse King 
”/ Dec.16-24 New National Theatre, Tokyo (Opera House)
https://www.nntt.jac.go.jp/english/productions/detail_011631.html

[Modern dance]
Yeichi(Eiichi) Nimura 120th Birth Anniversary Dance Concert “Festival of Dancing” in the 41th Suwa-shi Arts Festival / Dec. 22 Suwa-shi Public Hall 
www.city.suwa.lg.jp.e.ca.hp.transer.com/www/event/detail.jsp?id=8016


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