January 10, 2014
故石田種生の振付による《白鳥の湖》公開研究会
東京シティ・バレエ団で、舞踊家・振付家・演出家として活躍し、一昨年亡くなった石田種生氏による≪白鳥の湖≫について公開研究会が開催されます。
石田氏は、日本人がバレエを踊ること、その身体がバレエという西洋の様式で何をどのように踊ることが出来るのかを、厳しく問い続けた人で、日本を題材にしたオリジナル作品や西洋古典の改作、再振付などを行ってきました。
私にとっては、それをモダンダンスで行い、暗黒舞踏という新しい舞踊ジャンルを作った土方巽と、バレエという様式内に留まって試行錯誤を繰り返した石田種生が、ところどころで重なって見えます。
偶然ですが、同郷でいろいろご縁があり、遺品の資料を託されて研究することになりました。
以下のように開催しますので、ご興味のある方は東京シティ・バレエ団のHPで詳細をご確認のうえお申し込みください。
稲田奈緒美
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公開研究会
『石田種生が振り付けた50年に及ぶ《白鳥の湖》上演史 〜日本人とバレエ、バレエ台本の言葉と身体との相克を通じて』
1月13日(月・祝)
江東区・総合区民センター 第2会議室
無料・定員25名
江東区・総合区民センター 第2会議室
無料・定員25名
【第一部】11:00-13:00 1)本研究の説明、及び、石田種生振付《白鳥の湖》上演史、特徴等の解説(稲田奈緒美) 2)《ダンサー、演出家、ミストレスの視点から語る、石田種生の振付の特色》 ゲストスピーカー:金井利久、吉沢真知子、山口智子、長谷川祐子、加藤浩子 【第二部】14:00−16:00 1)《オデットと歴代のジークフリート王子たちが語る、石田種生の演出の変遷》 ゲストスピーカー:安達悦子、本多実男、中島伸欣、黄凱 (ゲストスピーカーはやむを得ず変更になる場合がございます) 司会(質問者):稲田奈緒美 |