July 24, 2010

【公演の見どころ紹介:5】川口ゆり子&今村博明インタビュー:清里フィールドバレエ

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 山梨県・清里高原にある観光施設「萌木の村」にて、毎年夏に開催される「清里フィールドバレエ」。1990年にバレエ シャンブルウエストが上演を始めた野外バレエも、今年で21回目を数え、今や夏の清里にとって欠くことのできない風物詩となった。だが、長きに渡り野外バレエを続けるためには、様々な試行錯誤があったことだろう。
 野外バレエの魅力や創意工夫、上演演目に対する思い、主演ダンサーたちに寄せる期待について、忙しいリハーサルやスクールの合間を縫って、バレエ シャンブルウエストを主宰する川口ゆり子・今村博明のお2人に語ってもらった。



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 今村のロイヤル・バレエ・スクール留学時代の恩師であるテリー・ウエストモーランドに招かれて、80年と81年にフランス・パレラックの野外劇場で開催されたバレエ・フェスティバルに参加した今村と川口。その時の経験が、清里フィールドバレエを始める契機となった。
 清里で野外バレエを始めた理由としては、それまで日本になかった野外バレエを広めたい、バレエを見たことのない人にも気軽に見て欲しい、という思いがあったからだろうか。

今村「もちろん、それもあります。ですが、会場である『萌木の村』の広場の景色が、とにかく素晴らし過ぎるんですよ! あの広場は、萌木の村村長の舩木上次さんが、個人で所有されています。舩木上次さんは、舩木洋子バレエフォレストおよびバレエスクールを主宰されている、舩木洋子先生のご主人なのです。公の場所をお借りするのはなかなか難しいことですので、あのような広場をお持ちの舩木さんとお会いできたことは幸運でした。私たちと大変親しくしてくださり、唐突な申し出を受け入れてくださったので、清里フィールドバレエが可能になりました」
川口「私は舩木洋子さんと、牧阿佐美バレヱ団での同級生なのです。バレエ・フェスティバルに招かれたフランス・パレラックの野外劇場よりも、実は萌木の村の方が景色が素敵で(笑)。どうしてもこの森で野外バレエをやりたいと、今村と2人で話し合っていました」
今村「清里フィールドバレエを始めた当時は、『高原』は皆が憧れる、とても特別な場所でした。ちょうど清里がブームになった頃で、そんなスペシャルな場所で、スペシャルなことをやりたい。そういう思いがありましたね」

IMG_4917縮小 以後、20年以上もの長きに渡り清里の人々に愛され、今や清里の夏の風物詩としてすっかり定着した。野外バレエ見たさに、清里を訪れる観光客も多いそうだ。人々の心を捉える清里フィールドバレエの魅力とは、一体何だろう。

今村「あの緑、空気、星空……高原で上演するバレエには、劇場にはない特別なものがあります。そしてそれは、バレエを初めて見る方にとっても良いことだと思います。すごく大きな空間ですから、踊る側もそうですが、見る側のお客様も通常とは見方が違うのでしょうね」
川口「劇場では主役1人を見てしまいがちですが、清里フィールドバレエでは群舞が圧巻です。夜の森を背景に、白いチュチュを着てずらっと並んだ『白鳥の湖』の群舞には、主役のオデットがいくら頑張っても負けてしまうくらい。劇場でのバレエとは全然違う意味で、野外バレエは素晴らしいと思います」

 清里フィールドバレエは、地元の人々やダンサーたちに、何か変化をもたらしたのだろうか。

川口「最初、地元の方々はバレエに興味がありませんでしたが、次第に応援してくださるようになりました。今は、清里フィールドバレエがあるおかげで観光客が訪れ、清里が救われていると喜ばれています。
 ダンサーにとっては、2週間も公演が続くことは通常あまりないので、体力的に限界になるんですけどね。清里は標高が高いため酸素が薄く、酸欠になるのです。でも、マラソンの『高地トレーニング』のような状態で皆すごく強くなり、今は元気に2週間を乗り切っています」

 野外バレエならではの難しさは、どんなところにあるのだろう。

川口「劇場という狭い枠の中では、自分の体のフォーメーションや軸がよくわかるのですが、野外ではどこまでも空間が広がっていくため、自分の体の中心をとることは難しく、ダンサーにとって非常にいい勉強になります。自分の中でバーを持っているような感覚が、とても強くなるようです。帰京すると『劇場で踊るのがとても楽だ』と、皆口を揃えるんですよ」
今村「通常は、壁などを目印にして自分のバランスを取りますが、野外の何もないところでバランスを取るのは、非常に難しい。そしてそのバランス感覚は、1日2日では分からない。やはり2週間のロングラン公演だから、理解できるようになるのです」

5562e309 本物の木々が背景となり、輝く無数の星々が天井となる、野外バレエの臨場感。自然に抱かれた舞台では、白鳥や妖精たちが舞う幻想的な物語も、現実味を帯びるのだ。しかし、野外バレエを上演する際には、様々な障害や試行錯誤があるようだ。

川口「以前は、出番を待っている間にダンサーの足が冷えてしまいましたが、今は舞台の下にボイラーがあるため、夜も暖かいんですよ」
今村「様々なノウハウを、20年かけて見つけてきました。野外舞台は、雨が降らなくても夜露で滑るのです。最初の頃は、休憩のたびにスタッフが舞台を拭いたり、大きな扇風機で風を起こしたりしていましたが、どうしても濡れてしまって。色々考えた結果、『床を暖めればいいのでは』と思いつき、10年ほど前から舞台の下にボイラーを3機入れて焚くようにしました。それから随分、踊るのが楽になりましたね」

 09年7月30日、清里フィールドバレエにて『くるみ割り人形』を上演した際、雨で舞台が中断するという事態が起きた。折りしも、期待の新人・土方一生の主役デビューの日であった。激しい雨を傘やビニールシートで防ぎながら、しかし帰る観客はほとんどいなかったのである。数回の中断はあったものの、スタッフの尽力により無事最後まで上演することができ、会場は温かい拍手に包まれた。

川口「去年の夏は、本当に雨が多くて悩まされましたね。私たちも、土方の初主役は絶対に踊らせたい!と皆で祈っていました。観客の皆様の祈りと団員たちの祈りが、一つになったようでした」
今村「共に祈るということを、去年は体感しました。会場が『祈りのある空間』だなんて言われましたね。舞台の上だけでなく、客席の方でも皆様『雨が上がるように』と待ってくださり、お互いの祈りが天に通じました。通常の劇場では、雨が上がるように皆が祈ることなんてありませんが、野外バレエでは『踊りたい』『踊らせたい』という、ダンサーと観客の皆様の心が通じ合うみたいです」

 舞台と客席の垣根がなくなり、ダンサーと観客に一体感が生まれる……それもまた、野外バレエの魅力の一つなのかもしれない。
 雨のように、予測がつかない天候に対する苦労はあるものの、自然は時に思いがけない表情を見せてくれる。

川口「舞台に、フワーッと霧がかかったこともありました。天気が悪いおかげで危うい雰囲気が出て、逆にいいこともあるんですよ」
今村「実際、自然は何が起きるか分からない。『白鳥の湖』の第4幕で、遠くで稲光がしたこともありました。同じ照明を使っていても、温度や湿度などの気象状況によって、照明が違って見えます。不思議と、野外の舞台は毎日同じではないんですよ。まさに『生きている舞台』という感じですね。ですから、地元のお客様は何回も通ってくださいます。自然は私たちに、どういうプレゼントをくれるのでしょうか。今年も、そのプレゼントを楽しみにしています」

 今年の上演演目は『白鳥の湖』『シンデレラ』『天上の詩』の3演目である。この演目を選んだ理由は何だろうか。

今村「実は最初、今年は2本立てで行こうと考えていました。毎年3本上演しており、ダンサーたちが大変ですからね。『天上の詩』は06年以来4年振りの上演ですので、ぜひ皆様に見ていただきたいと思っており、『白鳥の湖』は綺麗なバレエで、毎回上演してもお客様が喜んでくださるので、この2本にする予定でした。そうしたら、ダンサーたちが自ら『2本じゃつまらない、3本やりたい』と言ってくれまして(笑)。今年5月に上演したばかりの『シンデレラ』も、演目に加えることにしました。」

 では、それぞれの演目について、詳しく聞いてみよう。

今村「『天上の詩』は、八ヶ岳の「天女山」と「羽衣池」に伝わる天女伝説をモチーフに、七夕の話を加えたものです。三保の松原に伝わる羽衣伝説をモチーフにした『羽衣』は、世阿弥が謡曲のために書いたものですが、それとは別の『羽衣』を作りたいという思いがありました。
 清里フィールドバレエが7、8回目を迎えた頃、日本のバレエを作りたいという希望を持ちました。その話を舩木さんご夫妻にしたところ、『羽衣をモチーフにして、作品を作っては如何ですか? この近くに天女山と羽衣池があるんですよ』と、アイディアをくださいました。
 天女山は、天女が降りてきたという言い伝えがある山。『一緒に見に行きませんか?』と舩木さんにお誘いいただき、団員たちと一緒に、標高1529メートルの天女山に登ってみました。実際に頂上まで行ってみると、見渡す限りの青空で、空と地が本当に近い。山は天との接点だということが、よく理解できたのです。その時『これならバレエにできそうだ』と思いました。
 私たちにとって、清里は思い入れのある大事な土地ですから、清里の羽衣伝説を題材にしてバレエを作ろう。そう思ったのが『天上の詩』の始まりです。野外で上演すると、風が吹くたびに羽衣がふわーっとたなびいて、綺麗なんですよ」
川口「音楽は、指揮者の堤俊作さんのご紹介で、石島正博さんという作曲家の方に作っていただきました。素敵な曲で、とても気に入っています」

IMG_4950縮小 清里の人々にとっても、地元が題材のバレエは、身近に感じて嬉しいことだろう。
 『天上の詩』は、平成9年度(97年度)文化庁芸術祭の大賞を受賞し、その後、橘秋子特別賞も受賞するという栄誉に輝いた。更に、ロシアのボリショイ劇場で上演する機会も得た。

今村「名前も知られていない日本のバレエ団の公演が満席になってしまい、ボリショイ劇場のネームバリューと集客力にびっくり! 芸術祭大賞、橘秋子特別賞、それにボリショイ劇場での公演と、『天上の詩』というバレエが、私たちに一つの大きな財産をくれました」

 『白鳥の湖』はプティパ・イワーノフ版を元に、川口と今村が振り付けたもの。この版の見どころは、どんなところにあるのだろうか。

今村「オーソドックスな版ですけど、とにかく群舞が綺麗です。清里で見る『白鳥の湖』は、暗闇に白い衣装が映え、24人の白鳥たちが行き来するのを見るだけで感動しますよ。ダンサーの統率力……24人が1つになって動くところが醍醐味でしょうか」
川口「第4幕が一番綺麗ですよ。舞台後ろに飛び込めるため、オデットと王子が湖に身を投げる演出が、清里だとできるのです」

 川口は、08年6月にゆうぽうとホールにて上演された『白鳥の湖』でルースカヤを踊り、その気品あふれる所作で圧倒的な存在感を見せ、絶賛された。今年の清里でも、川口の踊るルースカヤが見られるそうだ。

 『シンデレラ』も、やはり川口・今村両氏の振付。音楽はアシュトン版と同じプロコフィエフだが、特に基にしている版はなく、オリジナルの振付なのだとか。

今村「プロコフィエフの音楽にぴったり合うように作りました。基の版がある『白鳥の湖』や『ジゼル』などと異なり、『シンデレラ』における決まりはプロコフィエフの音楽だけ。私たちが持っている音楽性と舞踊性が重なって、あのようなバレエ作品ができたのです」
川口「ただ、シンデレラがポワントで階段を降りてくる、アシュトン版の第2幕のシーンだけは、絶対やりたかったので取り入れました。私たちの版の見どころは色々ありますが、特に四季の踊りが綺麗ですね。清里フィールドバレエでは後ろから照明が当たり、春・夏・秋・冬で衣装の色が変わって、とても綺麗です。時計にも、色々仕掛けがあるんですよ」

 時計の仕掛けについては、本番までのお楽しみといったところだろうか。

IMG_4968縮小 2週間のロングラン公演では、多くのダンサーに主演のチャンスがある。今回、注目すべき主演ダンサーとしては、今年のローザンヌ国際バレエコンクールで3位に輝いた佐々木万璃子が、まず挙げられるだろう。1、2位の受賞者が男性だったため、女性では最高位での受賞となる。クラシック・バリエーション審査での『ラ・バヤデール』(影の王国第3ソリストの踊り)では、若いながらも叙情性と見事なバランス能力を見せ、コンテンポラリー・バリエーション審査での『トレーセス』(マーストン振付)では、きびきびと切れのある動きを見せた。

今村「ローザンヌ国際バレエコンクールは、これからの可能性を見つけてくださるコンクール。佐々木さんは、確かにいい素質と可能性を持っています。小さい顔に長い手、しなやかな体など、いい条件を備えており、踊る時も体が楽なようです。今年の9月からロイヤル・バレエ・スクールに留学して、学生生活を送る予定。でも、まだ15歳の学生ですので、ダンサーとして評価していただくのはこれから。いい条件で育ってもらいたいですね」
川口「彼女はローザンヌに行ってから、自信もついて伸びました。以前は手の出し方から教えなければいけなかったのですが、自分で吸収するようになってきましたね。清里フィールドバレエでは、初日の7月27日に黒鳥オディール役を演じます。体の線がとても綺麗ですし、やはりローザンヌで賞を取った子という感じがしますね」

 今回、オデット役に初挑戦する深沢祥子にも、注目すべきであろう。深沢はオディール役の佐々木と交代で、2回目の主役に挑む。08年10月、新国立劇場中劇場にて上演された『くるみ割り人形』にて、牧阿佐美バレヱ団の逸見智彦を相手に、金平糖の精役で主役デビューした深沢。長い手足で優美に踊る姿が印象的であった。

川口「彼女は少し精神的に弱い面がありましたが、金平糖の精に抜擢してから自信がつき、強くなったようです」
今村「彼女も、とても綺麗なダンサーですね」

 土方一生は、昨年7月の清里公演、12月の東京公演での『くるみ割り人形』に続き、『シンデレラ』で3回目の主役に挑戦する。

川口「彼はここ1年で、すごく上手になりましたね」
今村「染谷野委くんが、土方くんの1年先輩になります。染谷くんは、文化庁の研修員として、アメリカのセントルイス・バレエに1年間行っていたんですよ。染谷くんはセントルイス・バレエの芸術監督である堀内元さんから色々学び、染谷くんが不在の間に土方くんは頑張って強くなり、それがお互いにとって良かったようです。染谷くんは生真面目なダンサーですが、柔軟性があり、色々なキャラクターを演じ分けられます」
川口「体が柔らかいので、モダン風の作品が得意ですね」

 他の主演ダンサーについても、続けて2人は語る。

川口「新井優美さんは、今年5月の『シンデレラ』に主演しました。8月1日の清里フィールドバレエでも、東京公演と同じく正木亮羽さんを相手に『シンデレラ』に主演します。清純なイメージなので、『シンデレラ』は良く合いますね。本公演で頑張ったから、清里でも皆様に見ていただきたいです。
 山田美友さんと楠田智沙さんは8月5日に、それぞれオデット役とオディール役で『白鳥の湖』に主演します。山田さんは去年12月の『くるみ割り人形』の金平糖の精役に続き、主演は2回目。楠田さんも、やはり『くるみ割り人形』で雪の女王を踊るなど、テクニシャンです。2人とも大柄で、舞台映えするダンサーですね」
今村「今回『シンデレラ』で主役を演じる大田恵は関西出身で、01年から私たちのバレエ団に在籍しています。清里フィールドバレエにて05年に『シンデレラ』の主役を、06年に『おやゆび姫』の主役を踊ったこともあります」
川口「小柄ですが本当に明るく華やかなダンサーで、舞台に出るとパーッと光るんですよ」
今村「色々な個性を持ったダンサーが主演するので、清里フィールドバレエは面白いです」

 その個性を見比べるのもまた、観客の楽しみの一つだろう。
 バレエ団側も観客側も、共に新人ダンサーを見守り、一緒に育てていく気風が清里フィールドバレエにはある。

今村「公演数が多いことも、新人にとってはチャンス。清里は新人が育つ場でもあります。反面、やはり観客の皆様は上等の踊りを求めますから、厳しい面もありますね。表現力は時間をかけて、経験を積んで出て来るものですから」
川口「東京公演では評判が一気に広がるため、新人を主役に抜擢するのが怖い面もあります。でも清里では、観客の皆様にも『清里から育って欲しい』という雰囲気があります。ですので、新人の公演に来てくださる方も多いですね。
 ただ、新人は新人でプレッシャーが大変。例えば松村里沙さんなどは、『白鳥の湖』を何度も踊り込んで自分のものにしていますが、新人はまだまだ、私たちが満足できない部分がある。最近の若手ダンサーは、皆テクニックは上手ですが、表現力も磨き上げて欲しい。観客の皆様には、どうか1回で評価しないで、長い目で見ていただきたいのです」

IMG_4974縮小 清里フィールドバレエでデビューをし、経験を積んだ新人は、東京公演の時にも余裕が出てくることだろう。
 吉本真由美や橋本尚美、松村里沙、吉本泰久、逸見智彦、正木亮羽、佐藤崇有貴などのベテラン陣も、新人ダンサーを支える。川口自身も『天上の詩』に逸見智彦と、『シンデレラ』に吉本泰久や土方一生と共に、主演する予定だ。
 また7月26日には、本番と同様に衣装を着け、照明を当てて踊る公開ゲネプロ(リハーサル)も行われる。去年から有料での公開ゲネプロを行っており、1000円を支払えば誰でも本番さながらの舞台を見ることができる。今年は『天上の詩』のゲネプロを行うそうだ。

 清里フィールドバレエの今後について、「いい形でできる限り続け、お客様に野外バレエを見ていただき、豊かな時間を過ごしていただきたい」と今村は語る。どんな人に見て欲しいかという質問に対しては、「誰にでも見ていただきたい」と2人は声を揃える。

川口「萌木の村村長の舩木上次さんがパラリンピックの関係者ということもあり、身体障害者の方も見に来てくださるんですよ。劇場に行くのが難しい障害者の方も、清里フィールドバレエを見て、本当に喜んでくださる。とても嬉しいことですね」

 清里フィールドバレエの後は、『おやゆび姫』(11月13、14日、ゆうぽうとホール)と、『くるみ割り人形』(12月23〜25日、八王子いちょうホール)が予定されている。ダンサーたちにとって、忙しくも充実した日々が続きそうだ。既に、おやゆび姫役には吉本真由美と松村里沙が、花の国の王役には逸見智彦がキャスティングされている。更に、ロイヤル・バーミンガム・バレエに在籍していた山本康介が帰国し、ツバメ役で出演予定。山本は四国出身のダンサーで、今回初めてバレエ シャンブルウエストの舞台に出演するそうだ。

 最後に、読者へのメッセージを語ってもらった。

今村「清里フィールドバレエを、たくさんの方々に見に来ていただきたい。とにかく、見ていただかないことには始まりませんからね。清里フィールドバレエは、野外で遊ぶような楽しい感覚で、格安の料金でバレエを見られる素敵な機会だと自負しています」

 バレエに高尚なイメージを抱き、なかなか劇場に足を運べない方々にとって、自然に囲まれた開放的な野外バレエは、気軽に足を運べる絶好の機会と言えるだろう。大人も子供も、男性も女性も、満天の星の下で共に楽しめる野外バレエ。この夏は、爽やかな清里高原での野外バレエに、誘い合わせて出かけてみては如何だろうか。(中澤典子 2010/07/05 バレエ シャンブルウエストにて、リハーサルの後で)

★清里フィールドバレエ
会期:2010年7月27日(火)〜8月9日(月) 
   ※8月2日(月)は休演日
時間:19:00開場 20:00開演
会場:清里高原 萌木の村広場 特設野外劇場

清里フィールドバレエHP http://www.chambreouest.com/
バレエ シャンブルウエストHP http://www.moeginomura.co.jp/FB/

清里フィールド



noriko_n82 at 09:33公演の見どころ 
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