November 24, 2017

モーリス・ベジャールの没後10年を記念し、命日である11月22日と翌23日に特別公演が開催された。第一部はモーリス・ベジャール・バレエ団(BBL)のメンバーによるジル・ロマン振付の『テム・エ・ヴァリアシオン』、第二部はベジャールの作品から抜粋し再構成した『ベジャール・セレブレーション』。第二部には東京バレエ団のダンサーも参加し合同での上演となった。続きを読む

outofnice at 11:54舞台評

November 06, 2017

<笠井叡・中村恩恵・鈴木ユキオ・長山凜三>
2017年9月2日、横浜能楽堂《能舞台とコラボ PART 機娉I庸蹴敍押椒献礇僖鵝Ε愁汽┘謄ー共同制作作品『左右左』(横浜能楽堂)で、ルカ・ヴェジェッティ原案・演出・振付の同作を踊る

<加賀谷香>
2017年9月3日、Dance Showcase in DBB vol.8 《Creation 2017 10th Anniversary》(Dance Brick Box)で、自作の『滲んだ日』を踊る

<内田香>
2017年9月7日、ルッシュワルツ公演《Concerto》(渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール)で、自作の『Concerto〜共存する身体・響き・景色〜』を踊る

<柄本弾>
2017年9月9日、チャイコフスキー記念東京バレエ団《20世紀の傑作バレエ》(東京文化会館・大ホール)で、ローラン・プティ振付『アルルの女』のフレデリを踊る

<藤井彩加>
2017年9月9日、埼玉県芸術文化祭2017地域文化事業 埼玉県舞踊協会《第44回ステージワン》(彩の国さいたま芸術劇場・小ホール)で、藤井公振付『北斎・今』より「−女今昔−」を踊る

<江戸川萬時・大宮大奨・川合ロン・木原浩太・鈴木美奈子・西山友貴・引間文佳・皆川まゆむ>
2017年9月17日、『百鬼オペラ 羅生門』(Bunkamura・シアターコクーン)で、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック演出・振付の同作を踊る

<武元賀寿子>
2017年9月23日、《dance venusによる“DANCEのようなもの…”》(大田区立区民センター・音楽ホール)で、自作の『BULB』を踊る

<花柳園喜輔>
2017年9月23日、東京新聞主催 第53回推薦名流舞踊大会(国立劇場・大劇場)で、長唄『阿漕』を踊る

<竹屋啓子>
2017年9月25日、鴎座《極私的演劇宣言2017》(横浜WAKABACHO WHARF)で、サミュエル・ベケット原作、佐藤信構成・演出『HER VOICE』を踊る

<岡博美・平田沙織・黄凱・沖田貴士・吉野壱郎>
2017年9月28日、東京シティ・バレエ団《TOKYO CITY BALLET LIVE 2017−シティ・バレエ・サロン vol.6−》(豊洲シビックセンターホール)で、中弥智博振付『numero 5』を踊る

《THEDANCE TIMES》選出ダンサー月間ベストテンは、仲間の評論家をはじめとする多くの舞踊界の人たちとの劇場のロビーでの噂話などに含まれた本音のところを参考にして、ダンス・タイムズ編集部で協議し、最終的に決めます。
 ひとつの公演からはベストの1件だけ、月間でひとりのダンサーをダブって選ぶことはしないというルールでやっています。



ayaorita at 13:35

October 31, 2017

ダンス・タイムズ編集部が選んだ来月のお勧め公演をご紹介します。あくまでもメンバー個人の予想に基づいていますので、公演の内容を保証するものではありません。ぜひ、観客の皆さまが劇場へ行ってご確認ください。また、1020日時点の情報を基にしていますので、日程、出演者、演目等が変更される場合もあります。完売の場合もありますので、事前にご確認ください。

 

【ダンス・タイムズがお勧めする 2017年11月公演】


◆日本バレエ協会《バレエ・クレアシオン》

2017年11月11日(メルパルク)

◇今回は、田中祐子の『くびちりどぅし』、近藤良平の『ねこ背』、中村恩恵の『7つの短編』という3本の新作を上演する。田中は沖縄の題材をトー・シューズのダンサーを使ってどう処理するのか、近藤がバレエ・ダンサーに運動靴を履かせてどんな舞台を作るのか興味津津。中村の舞台では、ジョン・ケージの音楽を中村、首藤康之、山本隆之と日本バレエ協会のダンサーたちが踊る。新たな名作誕生への期待が高まる。(山野博大)


◆黒沢美香追悼企画《美香さんありがとう》

2017年11月12、25日『一人に一曲』18日『lonely woman』(大倉山記念館ホール)

◇2016年12月に旅立った黒沢美香の追悼企画。彼女と共に歩んできた黒沢美香&ダンサーズ有志によるダンス公演と上映会が、月をまたいで12月まで行われる。一人ずつランダムに選ばれた曲を即興で踊り切る『一人に一曲』、1991年に日本代表となりフランスでバニョレ国際振付コンクール本選に参加するも、その即興性ゆえに上演を拒まれたという『Lonely Woman』は、いずれも黒沢の伝説のシリーズ「偶然の果実」から生まれたもの。年末には、24名の歴代のダンサーズが黒沢の小品を次々と踊る[黒沢美香 振付作品集「ダンス☆ショー」より]が上演される。上演会は、渋谷のアップリンクにて、作品やドキュメンタリーを集めた5つのプログラム編成となっている。その他、トークあり、ギャラリー展示あり、黒沢の清廉且つギラギラしたダンスワールドにどっぷり浸かれるという企画である。寂しいが、このイベントが黒沢美香&ダンサーズとって最後の活動となるという。今年の締めくくりには、黒沢を偲びつつ、カンパニーメンバーの前途をともに祝したい。(吉田 香)


◆STスポット《30th アニバーサーリー ダンスセレクション》

vol.2 ダンスショーケース(Aokid、岩淵貞太、岡田智代、モモンガ・コンプレックス)2017年11月9 – 12日(STスポット)

Vol.3 山田うん×楠田健造『生えてくる』2017年11月17-19日(STスポット)

◇ST Spotは横浜駅近くのビルの地下にある、さほど大きくはないスペース。でも、ここは新しいコンテンポラリーダンスが生まれる場であり、同時にそれを創る振付家、ダンサー、スタッフが育つ場である。30周年を迎えて、これまでST Spotに関わってきたダンサーたちが集う企画が行われている。既にvol.1は10月に終わり、伊藤キムと山下残が踊った。11月はvol.2 ダンスショーケースでAokid、岩淵貞太、岡田智代、モモンガ・コンプレックスの4組の作品が、vol.3 で山田うん×楠田健造の『生えてくる』が上演される。特に後者は、初めての振付作品をここで発表した山田と、その公演に出演し現在はオランダを拠点に活動している楠田が、21年ぶりに出会ってデュオを踊るという。多様なダンスとダンサーと、それらが織りなす場の歴史を味わい、30周年を祝いたい。(稲田奈緒美)


◆SPAC『変身』

2017年11月18日〜12月10日(静岡芸術劇場)

◇不条理文学の傑作を小野寺修二が演出した本作の初演(2014年)は、小野寺の鮮やかな作品解釈と緻密な演出、俳優達の明晰な身体表現、音楽の阿部海太郎や美術の深沢襟らのセンス溢れるスタッフワークが高度に嚙み合い、『変身』の一つの完成形とも言える素晴らしい舞台となった。この傑作が3年ぶりに再演される。今回は、初演に出演したカンパニー・デラシネラの大庭裕介が抜けてオールSPACキャストとなるが、スズキ・メソッドを習得しているSPACの俳優陣はみな驚くほど体のコントロールに優れ、小野寺の複雑な振付をモノにしている。ダンスファンにこそ見てほしい、珠玉の演劇公演である。(折田 彩)


◆モーリス・ベジャールバレエ団Aプロ『魔笛』、Bプロ『ボレロ』『ピアフ』『アニマ・ブルース』『兄弟』、東京バレエ団合同ガラ《ベジャール・セレブレーション》
Aプロ 2017年11月17〜19日(東京文化会館)
Bプロ 2017年11月25、26日(東京文化会館)
特別合同ガラ 2017年11月22、23日(東京文化会館)

◇ベジャール没後10年の記念シリーズ。モーリス・ベジャールバレエ団の来日公演としてAとBの二つのプログラムを上演し、その合間に東京バレエ団との合同公演《ベジャール・セレブレーション》を披露する。この合同公演はベジャールの命日である11月22日とその翌日の23日に開催され、ベジャールを偲ぶ舞台映像を公開するなど特別企画が実施される。会場には遺品も展示されるそうだ。バレエ団の来日公演では『ボレロ』(Bプロ)を始めとする人気演目に加え、現芸術監督ジル・ロマンの振付作品も予定されており、カンパニーの今が感じられるプログラム。ベジャール亡き後も力強く前進するモーリス・ベジャールバレエ団を、しっかりと目に焼き付けたい。(隅田有)


◆KARAS《アップデイトダンス No.49》『顔』

2017年11月18日〜26日(カラス・アパラタス)

◇勅使川原が自前のスタジオで自作を上演するアップデイトダンスシリーズ。2013年のスタジオ開設当初からコンスタントに創作を重ね、4年で48本もの作品が生み出された。今年最後のスタジオ公演は、カンパニーの看板ダンサー、佐東利穂子のソロ公演。最近の佐東のソロは神がかった輝きを放っており、一作毎ごとに深化しているように見える。濃密な空間のなかでぜひ彼女を堪能してほしい。(折田)


◆イワキ・バレエ・カンパニー《バレエ・ガラ2017》

2017年11月23日(新宿文化会館)

◇今回で3度目となるガラ公演は、菅野英男、芳賀 望米沢 唯を始めとする豪華ゲスト陣を迎え、昨年初演された高橋竜太振付『D/CARMEN』、青木尚哉が演出・振付を手がける『互ヒニ素』など、とても多彩で興味深いラインアップだ。また、米沢と芳賀の『ダイアナとアクティオン』も、磐石のテクニックを誇る米沢と、安定した踊りを見せる芳賀との化学反応に期待が高まる。(宮本珠希)


◆NBAバレエ団『くるみ割り人形』

2017年11月23日(所沢市民文化センターミューズ マーキーホール)

◇12月の東京公演より一足早く、所沢で上演される。久保紘一版は、クリスマスツリーが伸びる場面にプロジェクションマッピングを使ったり、戦いに敗れたネズミの残党が毒入りケーキのテロを仕掛けたりと、観客を楽しませる仕掛けが盛りだくさん。一幕には疾走感、二幕にはアクロバティックな華やかさがある。NBAらしさが感じられる、エンターテイメント性の高い演目だ。(隅田)


◆《舞の会―京阪の座敷舞−》

2017年11月23日(国立劇場)

毎年恒例の舞の会。凝縮された日本の美学を楽しめること必至の公演。座敷舞は、シンプルな扮装、装飾を削ぎ落とした中に、風景や人の心といった情緒を紡ぎ出す。いわば引き算の美学がそこにある。上方を代表する四流(井上・楳茂都・山村・吉村)を中心とした布陣で、1時、4時の二回公演、各々6演目が並ぶ。ますますの充実をみせる人間国宝・井上八千代の『蓬生』。吉村輝章、真ゆうによるのどかな『たぬき』。山村友五郎の端然とした『新道成寺』などなど、多種多様な舞の世界を堪能できるだろう。(阿部さとみ)


◆新国立劇場《舞踏の今・その1》山海塾『海の賑わい 陸の静寂 〜めぐり』

2017年11月25、26日(新国立劇場中ホール)

◇新国立劇場の舞台に舞踏の山海塾と大駱駝艦が登場する。その第一弾が山海塾だ。彼らが東京で公演を行うのは2015年以来、2年半ぶりのこと。『海の賑わい陸の静寂〜めぐり』は新国立劇場中劇場の奥の深い舞台に似合いそう。久しぶりに彼らの宇宙感覚漂う静謐な舞踏空間をじっくりと楽しみたい。(山野)





outofnice at 08:47公演情報

October 01, 2017

ダンス・タイムズ編集部が選んだ来月のお勧め公演をご紹介します。あくまでもメンバー個人の予想に基づいていますので、公演の内容を保証するものではありません。ぜひ、観客の皆さまが劇場へ行ってご確認ください。また、920日時点の情報を基にしていますので、日程、出演者、演目等が変更される場合もあります。完売の場合もありますので、事前にご確認ください。

 

【ダンス・タイムズがお勧めする 2017年10月公演】


◆芸術祭十月大歌舞伎夜の部より『秋の色種』

2017年10月1〜25日(歌舞伎座)

◇今の季節に相応しいこの演目はその名の通り秋の草花を詠み込み込んだもの。解釈の幅も多様で、一人立、二人立…と、日本舞踊の各流派で様々な振付、演出がなされている。日本舞踊の公演ではしばしば上演されてきたが、歌舞伎興行では珍しく、今回は歌舞伎座での初上演。昨年初めて同曲を手がけた坂東玉三郎。今回は中村梅枝、中村児太郎と共に三人立の趣向で踊り、秋の風情に、松虫の声…、そこに重ねられる女の恋心…と、その独特の美学が織りなす舞台に期待が高まる。(阿部さとみ)


◆篠原聖一バレエ・リサイタル《DANCE for Life 2017》『ロミオとジュリエット』全2幕

2017年10月1日(メルパルクホール・東京)

◇2001年から始まるシリーズの第10回目。篠原聖一が振付家としてキーポイントとなったという作品を3作上演する。『グラズノフ・パ・ド・ドゥ』は下村由理恵と森田健太郎のために振り付けられた作品で、奥田花純、浅田良和が初役で挑む。『Out』は今回男性3人を加えて上演。豪華キャストに目がくらむ『ロミオとジュリエット』全幕と合わせて一挙上演に期待が膨らむ。(隅田有)


◆Kバレエカンパニー『クレオパトラ』

2017年10月6〜9、12、14、20〜22、28〜29日(Bunkamuraオーチャードホール、愛知県芸術劇場・大ホール、フェスティバルホール、東京文化会館・大ホール)

◇前作『カルメン』から3年の時を経て、熊川哲也の手がける大作がまたひとつ誕生する。『クレオパトラ』は、同氏の完全オリジナル作品であり、史実を基に古代エジプト絶世の美女を巡るドラマが展開される。世界初演のタイトル・ロールは中村祥子と浅川紫織。伝説的な美の化身をどのように演じ、我々を魅了してくれるのか期待は高まるばかりである。また、公演プロモーションのビジュアルも鮮烈であり、映像で流れている印象的なカール・ニールセンの音楽も堪能したい。さらには、前田文子デザインの絢爛たる衣裳、ダニエル・オストリングによる洗練された舞台美術も大きな見どころだ。これまで数々のクラシック作品を、独自の解釈や美意識でドラマティックかつ壮麗に昇華させてきた熊川の新境地に立ち会いたい。(宮本珠希)


◆牧阿佐美バレエ団『眠れる森の美女』

2017年10月7、8日(文京シビックホール)

◇牧阿佐美バレヱ団『眠れる森の美女』はテリー・ウェストモーランドの振付。きりっと引き締まった展開は、長大なバレエを飽きさせずに見せてくれる。1982年の初演で川口ゆり子、ゆうきみほ、清水洋子、矢都木みつる、森下洋子という5人が競演して以来、多くのオーロラ姫を生み出してきた。今回はヌーツァ・チェクラシヴィリと中川郁のダブルキャストだ。どちらを見ようか。(山野博大)


◆TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2016 受賞者公演 平原慎太郎 OrganWorks『聖獣〜live with a Sun〜』吉田

2017年10月12〜15日(シアタートラム)

◇2016年にトヨタ コレオグラフィ―アワードで「次代を担う振付家賞」と「オーディエンス賞」を同時受賞した平原慎太郎。他に大差をつけて受賞した圧倒的なパフォーマンスが記憶に新しい。その副賞として与えられたのが、今作の創作と公演に対する助成である。聖書の“聖獣=リヴァイアサン”や日本文学における“虫”から着想を得たという。Noismやコンドルズでダンサーや振付家として活躍する一方、国内外のアーティストと多数共演し、飛ぶ鳥を落とす勢いの平原が、自身のカンパニーOrganWorksを率いてどう報いるのか、楽しみだ。(吉田 香)


◆法村友井バレエ団創立80周年公演『赤き死の舞踏』『騎兵隊の休息』『未来へ』

2017年10月15日(フェスティバルホール)

◇バレエ団創立80周年を記念して、法村・友井バレエ団が異なる趣向の三作品を上演する。メインは、エドガー・アラン・ポー原作『赤き死の仮面』をバレエ化した「赤き死の舞踏」。1956年に創作初演されたが、長らく上演されていなかった作品だ。戸田邦雄が作曲した楽譜が見つかったことから、振付を新たに篠原聖一に依頼して、まったく新しい作品として蘇る。赤死病(ポーの創作)が蔓延する領地を見捨てて城内に閉じこもるプロスペロ公を法村圭緒、赤死病の精を法村珠里が踊る。ポーの怪奇小説のバレエ化という珍しい試みに興味が募る。ほかは、同団が得意とするロシアバレエ「騎兵隊の休息」(原振付マリウス・プティパ)、創立80周年を祝い法村圭緒が振り付ける「未来へ」(音楽はスメタナの「モルダウ」)。80年の過去と未来をつなぐ、挑戦的かつ新鮮な公演が楽しみだ。(稲田奈緒美)


◆芸劇dance イデビアン・クルー『肩書ジャンクション』

2017年10月20〜22日(東京芸術劇場・シアターイースト)

◇毎年秋に先鋭的なコンテンポラリー・ダンス作品を上演している「芸劇dance」企画に、今年は初めてイデビアン・クルーが登場する。毎回無駄に豪華な装置と小芝居や小ネタ満載の動きで我々を驚かせるイデビアンだが、今回は「最小限の美術と研ぎすまされた人の動きに満ちた作品」を目指すらしい。え?イデビアンが?今までとは違う新たなイデビアンを発見できるかもしれない。(折田 彩)



◆現代舞踊協会《2017時代を創る現代舞踊公演》

2017年10月28、29日(渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール)

◇この公演は、日本の現代舞踊の今を背負って立つ舞踊家たちの競演の場だ。彼らが、石井漠、高田せい子、江口隆哉らが培ってきた財産を、今の時代にどのようになじませているかを確かめてみよう。その他に「名作の再演」として芙二三枝子が1973年に日生劇場で初演した壮大な群舞『巨木』の再現上演もある。(山野)


◆バットシェバ舞踊団/オハッド・ナハリン『Last Work−ラスト・ワーク』

2017年10月28、29、31日、11月3、5日(彩の国さいたま芸術劇場・大ホール、北九州芸術劇場・中劇場、愛知県芸術劇場・大ホール、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール・中ホール)

◇10月は文句なくバットシェバ舞踊団の月であろう。2年ぶりの来日公演を行うだけでなく、主宰のオハッド・ナハリンが考案したオリジナルのダンス・メソッド「GAGA」を体験できるワークショップ、ナハリンのドキュメンタリー映画『ミスター・ガガ 心と身体を解き放つダンス』の日本公開も時を同じくして行われる。目と体でバットシェバを感じることができる贅沢な機会である。肝心の『Last Work』は、短いトレーラーを見ただけでも作品の強度に驚嘆させられた。どうかこの傑作を見逃さないでほしい。(折田)


◆新国立劇場『くるみ割り人形』

2017年10月29日〜11月15日(新国立劇場オペラパレス)

◇新国立劇場の『くるみ割り人形』としては3つ目のプロダクション。1997年から10年間はほぼ隔年でマリインスキー劇場の装置と衣装を使ったワイノーネン版を、そして2009年からは牧阿佐美版を上演してきた。そして今年、ウエイン・イーグリング版が新制作される。『くるみ割り人形』は古典でありながら、振付・演出ともプロダクションによってさまざま。オランダ国立バレエやイングリッシュ・ナショナル・バレエで既に本作を手がけてきたイーグリングの、新国立劇場版に期待したい。(隅田)





outofnice at 09:52公演情報

September 24, 2017

東京バレエ団が、イリ・キリアン振付『小さな死』、ローラン・プティ振付『アルルの女』、モーリス・ベジャール振付『春の祭典』の三作を上演した。続きを読む

outofnice at 20:00舞台評
記事検索