March 29, 2010

ボリス・エイフマン版『アンナ・カレーニナ』は、流れるような踊りで次々と場面を繋ぎ、観客を作品世界へと引き込む。舞台装置はシンプルながら洗練されており、スピーディに場面転換する。ズミエヴェッツは、ほとばしる情熱を抑えきれないアンナを、長い肢体でダイナミックに踊った。饒舌な身体でキレの良い踊りを見せ、カレーニンの苦悩を指先にまで滲ませたヴォロブーエフがひときわ印象的。パ・ド・ドゥは激しいリフトや回転の連続。火花の散るような2人の愛憎を見事に表現していた。(中澤典子 2010/03/26 19:00 新国立劇場中劇場

noriko_n82 at 02:36短評
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